もう日は変わっておりますが、昨晩のサッカー日本代表・パラグアイ戦を振り返りましょうか。
まあ一言で言うと勝って良かったなと。
重苦しい雰囲気のまま本番に臨むよりは明らかに良いことでしょう。
今回、スイス戦とは全取っ替えに等しい布陣で臨んだわけですが、相手の力量に差があるとは言え明確な優劣がついたんじゃないかと。
ベストメンバーを考えてみましょう。
西野監督は3バックも選択肢に入れていたようですが、これはもう4バックでしょう。
センターバックの枚数を付け焼き刃的に変更するのは賛成できません。
となると、フォーメーションは4-2-3-1でしょうかね。
まずゴールキーパーですが、もう川島はいいんじゃないかと。
スイス戦は観てませんが、失点後に笑っているシーンがあったとか。
鬼神の如く吠えてチームを鼓舞するのが彼の持ち味だと思うので、力量はともかく精神的にもう絶対な存在では無いと思います。
残る2人は昨日の試合で半分ずつ出場機会を与えられた訳ですが、どっちでもいいというのが僕の率直な感想です。
乱暴なようですが、センターバック2人の話し合いでよりやり易い方を選ぶという形でいいんじゃないかと。
つまり、指示が鬱陶しいと感じさせそうな川島は選択肢から外したいですね。
そのセンターバックは鹿島でコンビを組む昨日の昌子・植田コンビでいいでしょう。
吉田や槙野を使うことにメリットがそれほどあるとは思いません。
サイドバックは酒井高徳と長友でどうでしょう。
酒井宏樹は怪我明けのようですし、先発して試合早々に交代枠を使うようになったら最悪です。
昨日も交代早々ヒヤッとした場面がありました。
コンディションが回復すればもちろん有力候補ですが、ちょっとどうでしょう。
ボランチの一角は柴崎で確定でいいんじゃないでしょうか。
パスの供給源としてもセットプレーのキッカーとしても欠かせないと思います。
コンビを組む相手が難しいところですね。
スイス戦を見ていないので長谷部の出来が分からないのですが、山口も昨日はそれほど目立っていないというか。
コンディションがさほど変わらないなら主将の長谷部を選ぶべきなんでしょうか。
トップ下は香川で決まりでしょう。
イージーなミスもあったのは不満ですが、彼らしさも見られました。
少なくともケイスケホンダより攻守ともに貢献度は高いと思います。
本田のジョーカー的な使われ方を試すのかと思ったら昨日の試合はそれもなく。
以前と違って何か秀でた点を持つ選手ではなくなってしまったんで、途中出場でチームに活力を与える存在にはなり得ないでしょう。
全戦ベンチという可能性も十分にありそうです。
攻撃の左サイドは乾で確定でしょう。
早い時間帯でシュートを吹かして何やってんだと思いましたが、結果的に二得点獲ってますし、何より香川とのコンビネーションは良かったと思います。
逆サイドは悩みどころですね。
昨日の武藤は精力的に動いていたし、もう少し長い時間見たかったような。
乾は安泰と思いますので、この右サイドを武藤、宇佐美、原口、そして本田が争うことになるんじゃないかと。
個人的には武藤ですかね。
1トップは大迫の一択で。
岡崎の守備での貢献度は認めますがやはりセンターフォワードは点獲ってナンボです。
その期待度は大迫の方が間違いなく高いですからね。
残念なのはクロスボールの精度が低いことで岡ちゃんの持ち味が出ないというか。
1人で勝負してシュートまで持っていくというタイプのFWじゃないだけにパサーに恵まれないのはちょっと可愛そうかな。
とまあスタメン予想というか、僕の希望込みのメンバー発表でした。