ノルディック複合のラージヒル。

金メダルが期待された渡部暁斗選手はジャンプで首位に立ちながらもメダルを逃すというまさかの結果。

ライブで観ていてジャンプが終わったときに24秒差と聞いて結構やばいんじゃないの?と思いましたが、全然お話になりませんでしたね。

確かに下りでの滑りが他から劣っているように見えたのでワックスの問題はあったように思いますし、終了間際でスキーが重なるトラブルはあったものの、そんなことが無くたって勝てるレースじゃなかったように思います。

 

今大会は実況やインタビューをするアナウンサーも注目されていますが、元競技者でもある解説者にも注目が集まっています。

フィギュアスケートの町田さんの正直な意見は好感を持ちましたし、僕はまだ見られてませんがスピードスケートの清水さんは好評のようです。

名前を失念しましたがスノーボードのスロープスタイルの解説の方も分かりやすいと好評でしたし、増田明美化してきていると言われている豪ちゃんもいいですよね。

それから、解説のレベルは疑問を抱く人も居るようですが、カーリングの市川さんは美人でいいですね。

 

そんな中、今晩の放送は団体で連続金メダルの荻原健司さんが解説で。

20秒の差があれば渡部選手の金メダルの確率は90%っていい加減な・・・。

一度集団に飲み込まれた方がいいって案も賛成できないし。

集団になってよーいドンで勝てるイメージなんて全く無いんですが。

そもそも集団に入らなかったらスキーが重なるアクシデントだって無かったわけで。

 

そのアクシデントについてももう少し触れてほしかったなあ。

ある意味純粋な競技者目線ということで公平なのかもしれませんが、大半の視聴者が渡部選手の金メダルを期待している放送で淡々とドイツ選手団のラストスパートを解説しているのに何か違うものを感じてしまいました。

 

レースについては、結果論という事になってしまいますが、玉砕覚悟で初めから飛ばすべきだったと思いますね。

力が劣るという二番手の選手を振り切れないどころか時には抜かれてましたから、ワックスというか道具の調子か本人自身の体調がベストではなかったんじゃないかと思いますけど。

 

という事で渡部選手はリベンジ失敗で、小平選手に続くことはできませんでした。

団体は銅メダルすら厳しいと思いますが、そもそも金でないとリベンジにならないわけで。

残る高木美帆選手に期待ですね。