小室哲哉が引退を発表したそうで。
何か「引退」という言葉に凄く違和感を感じます。
今となっては表舞台に立つユニットがあるわけでもないし、そもそもメディア向けの露出はそう多く無かったと思います。
求められる範囲でプロデュース業を今まで通り続けても良かったんじゃないかなあと。

と言うよりも違和感を感じるのはむしろこの人の場合、昨今騒がれている芸能人やら政治家やらの不倫とは少し意味合いが違うというか。
奥さんのKEIKOの介護が続く毎日の中で、心を(と言うか身体もですが)許せる女性と一緒の時間を過ごすっていうのは「構わない」とまでは言いませんが、理解できると思うんですよね。
本人もそうですが、むしろKEIKOの方がそれを望むってことだって十分に考えられるわけで。
テレビのコメンテーターの中には僕に近い考えの人もいるみたいですね。

そもそも不倫なんてのはその当事者同士の問題であって。
僕個人としては政治家だって別に構わないと思うんですよね。
自分の家族のことも顧みない人間に政治家が務まるのか?という意見もありますが、むしろ自分の身の回りの小事にとらわれず大局を見ることができるという意味では政治家に向いているという考え方もできると思います。
もっとも、公的な出張でお忍び旅行をしちゃうとか、不倫相手を公設秘書にしちゃうとかじゃ論外ですが。
誰のこととは言いませんけど。

後は不倫に限りませんが、他人のプライベートにはやたら強気に攻めまくるくせに矛先が自分に向かうとダンマリを決め込む奴。
これじゃ信用できませんよね。
これも誰がとは言いませんが。

引退と言えば稀勢の里が危機を迎えてますね。
これで5場所連続休場ですか。
前々から思っていますが、何で全休して怪我の完治を図らないのでしょう?
中途半端な状態で出てきて醜態を曝して途中休場を繰り返してます。

これは稀勢の里本人というより師匠の田子ノ浦親方の責任だと思います。
命令という形で休ませないと。
元々の師匠ではないですし、現役時の実績という意味で大きく上を越されてますから意見しにくいんでしょうかね。
白鵬が増長してるのも師匠の宮城野親方がものを言えないせいも多分にあるんじゃないかと。

年寄名跡を保有できるのは三役以上あるいは優勝経験者に限る、とか現役時代にある程度格のあった力士のみにすればいいのに。
どうも金勘定の上手い奴とか、世渡りの上手そうな奴が手にしているイメージがあります。
膿をすべて出し切って何か思い切った改革をしてほしいものです。