日本の皆様、明けましておめでとうございます。
新年一発目ですね。
こちらにいると実感が無いのですが、先程箱根駅伝の往路の結果速報なんかがあってズレを感じます。

ズレと言うか年末の件をまだアップしきれてないので、まずは12月30日です。

途中で時間調整の停車がありましたが、ほぼ定刻通りの6時過ぎにパリのガリエニバスターミナルに到着です。
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結構がっつり車内は寝てました。

当初はレンタサイクルで宿まで移動することを考えていたのですが生憎の雨。
予定変更して電車で移動することに。
券売機に長いこと並びましたが、購入自体はさほど難しくなく。
きっちり行き先が切符に表示されるんですね。
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地下鉄はそれほど気にならなかったんですが、乗り換えたRERの座席が汚ったないこと。
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みな普通に座ってるんで汚れと言うよりはハゲちゃってるってことなんでしょうが。

宿に着いたのは8時くらい。
荷物だけ置いて出かけようと思ったのですが、幸い部屋にも入れました。
こんな感じです。
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ルーヴルも10時からと勝手に思い込んでいたのですが9時オープンのようで。
開館時間に間に合わないなと急ぎ身支度を整えて出発です。
電車賃を安く上げるのと、散歩を込みでセーヌ川を渡って一つ中心部よりの地下鉄駅まで。
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チケットを買うと1.9ユーロ。
ガイドブックには1.8ユーロと書かれていたので、ゾーン2の駅からだから少し高いのかなとこの時は思ってました。

制限エリア(?)内に入るまで少し並びましたが、それ以降はチケットの購入もスムーズで無事入館です。
まずはとにかくモナリザに直行です。

と思ったところでまずはニケがありましたので一枚。
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ちょっと迷いましたがモナリザにたどり着けました。
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結構な人集りでしたが一番前まで行けましたので、最初に来て正解だったなあと。

ここで人混みにもまれたせいもあってかなり暑くなったので上着をロッカーに預けて身軽になります。
チケットを持っていれば出入り自由というのはいいですね。
午前と午後で別の人間が使い回すなんて悪用もできてしまうわけですが。

ミケランジェロです。
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何だか知りませんが有名な作品らしいです。
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ミロのビーナスです。
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これもルーヴルを代表する作品らしいんですが。
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装飾品もあります。
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ルーベンスです。
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ゴヤです。
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ラファエロです。
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これも有名ですよね。
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エルグレコです。
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ダヴィンチです。
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画としての良し悪しは別として、女性のタイプとしてはモナリザよりこちらの方が僕は好みですね。

モナリザと言えば人はさらに増えてます。
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これも有名です。
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めちゃくちゃでかくて人が入らない写真は撮れませんでした。

ドラクロワです。
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これはかっこいい絵ですよね。
乳出しちゃってる意味はよくわかりませんが。

オッと思ったのがこれ。
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ショパンだよなあと思って確認するとその通り。
持っているショパンのCDジャケットがまさにこの肖像画だったんですが、ドラクロワ作だそうで。

イギリスで気に入ったウェイデン作です。
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レンブラントです。
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フェルメールを探し歩いたんですが、結局見つからず。
見落としちゃったのかなあ?

ナショナルギャラリーが無料なんでそこと比べてしまいがちですが、15ユーロで1日楽しめるんですから、ルーヴル美術館もやはり素晴らしいですね。
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美術館と対峙する凱旋門です。
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ここで頼まれごとを済ませましたが、見事に客は日本人ばかりでした。
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ガイドブックをめくるとエリゼ宮が近くにあったので行ってみます。
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エリゼ宮って大統領官邸だったんじゃないかなあと思っていると人が写真を撮っています。
中年の女性だったんですが何か見たことあるなと思ったら大統領夫人だと気付きました。
教師と教え子の年の差婚のやつです。

気さくに握手に応じてましたので僕も手を伸ばそうと思ったところで引き上げてしまいました。
そして慌てて撮った写真は後ろ姿になってしまいました・・・。
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握手も強引に行けば多分してもらえたし、そもそも写真撮影に徹してればちゃんと表情も撮れたのに。
どっち付かずになってしまい反省です。

後になって思えば写真にすべきでしたね。
だって僕より年上のおばさんですもん。
これがイヴァンカさんみたいな人なら握手をチョイスなんですが。

まあ何れにせよ一国というか大国のファーストレディとお近付き(?)になるというなかなか無い経験ができました。

最寄りの駅から地下鉄に乗ろうと切符を買うとやはり1.9ユーロ。
単にガイドブックの情報から値上げしてるだけなんでしょうか?
そもそもこの切符でゾーン2に出られるのか?
降りる時に切符の回収が無いのでこの日は分からずじまいです。

晩飯はバケットのサンドイッチ。
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これを買って宿を目指して歩いていると。
道中で(今思えばですが)足を引っ掛けられました。
たまたまぶつかっただけだとその時は思ったのでその方向をチラッと見ると、男が話しかけてきました。
中国人かと訊くので日本人だと答えると、日本はいい国だと。
愛想笑いで応えていると、柔道がどうのとか言って僕に足技をかけてきます。
酔っ払いなのかと適当にあしらっていたんですが、あまりにしつこくて。
何度目かに左右入れ替わった時ですが、僕の右後ろポケットに入った財布をがっつり握ってきました。
ここで奴の魂胆がやっと分かって振り払います。

バレたかと思ったこいつはバツが悪そうに握手を求めてきましたが意味不明です。
手を払ってふざけるなとそこを後にしました。
その時に最初から故意に足を引っ掛けてきたのだと分かったのですが、倒して起こす時に何かしようって手口なんですかね?
まだ明るい時間だし、流石に倒した相手に馬乗りになっての暴行は無いでしょうし。

何れにせよ、先進国だからと言って気が抜けていたかもしれません。
何事も無かったですし、戒めとしたいと思います。
イギリスと比べると街中で物乞いも見ますし、貧富の差が激しいのかも知れません。
合法違法問わず移民の人は貧しいでしょうから、あまり偏見を持ちたくないですが、そういう外見の人には特に気をつけたいなと思います。