今週末に控えている久々の海外旅行に向けて、沢木耕太郎の『深夜特急』を読んでいます。

向こうのビーチでちょうどマレー半島の話でも読めるかなと思っていたのですが、思ったより展開が早いというか、マレー半島にはそれほど時間を費やしていないというか、今日でシンガポールからインドに入ってしまいました。

まあそれはともかく楽しく読み進んでいます。

この分だと現地で完読ということになりそうです。

 

これの前に読んでいたのが旅行記という意味では同じ範疇と言っていいかもしれない『ロビンソン・クルーソー』。

前にもここで触れましたね。

 

最初の方は楽しく読んでいたんですが、ところどころに聖書の一節が書かれていて意味不明でした。

それが後半になるにつれて宗教色が強まってくるというか。

蛮人をキリスト教に教化するという思想が生まれてきて読んでて不快になってきました。

何様のつもりなんでしょう?

 

特に物語のかなり最後の方ですが偶像崇拝を止めさせるために、これを燃やしてしまうという暴挙に出ます。

どっちが野蛮なんだか。

 

八百万の神を信仰する日本に主人公が足を踏み入れなくて本当に良かったと思います。

最も返り討ちにあったと思いますが。

 

僕は信仰の自由を尊重します。

どんな宗教を信じたっていいと思いますし、自分がそれが正しいと思えば周りに薦めたくなるというのも当然のことでしょう。

しかしその誘いを拒むのも当然自由なわけで。

力ずくでなんていうのは論外です。

 

神と言えば。

今日会社で電話を受けてふと気付いたんですが、今の会社に入ってから「神」という漢字が入る名字の取引先の方が3名もいます。

これまでの人生の中であまり記憶にないんですが、わずか1年強で3人。

と思ってメールソフトの検索をかけてみたら僕が入社してすぐに辞めてしまった同僚の方にも1人居たことを思い出しましたから計4人です。

 

しかもこの4名とも女性なんですよね。

これって偶然なんでしょうか?

お名前は全員別々で、読み方は「かみ」と「こう」が1人ずつで「じん」が2人。

 

元同僚はもう会うことも無いと思いますが、お客さんの3人のうち1人は既にお会いしていますしこれからも定期的なお付き合いはあると思います。

残る二名のうち1人は明後日で面談確定、最後の1人は再来週にアポを取る方向で動いています。

女性ということもありますし、どんな方か楽しみですね。

「神」だといいんですが・・・。