自力で歩けない車いす利用者は搭乗できない、との対応に上半身だけを使ってタラップを登らせたというバニラエア。

ときに過剰とも思える(率直にそう思います)障碍者保護(優遇?)のこのご時世にそんなことあるのかと、一昨日のネットニュースで見たとき驚きました。

気になって調べてみると、同じような問題を過去にも起こしている方のようで。

 

今回の件はやはり事前に通知を求めている航空会社に対してゲリラ的に行動を起こしたってことは問題なんじゃないかと。

この飛行機は時間通り飛べたんでしょうかね?

障碍者への対応云々は別の話として、これで到着が定刻から大幅に遅れていたとしたらそのことの方が遥かに重大な問題なんじゃないかと。

他の同乗者の話も聞いてみたいものですが。

 

そして翌日(昨日)の朝のNHKニュースを見ていると、バニラエア側が一方的に悪いとしかとれない報道の仕方。

これについて疑問を感じて調べるという人でなければ、バニラエアなんて酷い会社は使わないということになってしまうことでしょう。

 

サービスをそぎ落として低価格を達成しているのがLCCです。

一般には遠くのゲートを配されることが多いですし、バスゲートのことだって多いと思います。

そもそも車いす利用者には向いていないと思うのですが。

価格的にLCCよりは高くなるんでしょうが、初めからJALやANAの障碍者割引を使ってもらいたいものですね。

 

この男性に対して「クレーマー」との呼び方をはっきりしている人もいます。

僕も似たような意見ですかね。

 

そもそも他の一般の障碍者の方はどう考えているのでしょうか?

メディアに頻繁に出るような方の意見は参考になりません。

自己顕示欲が強いでしょうし、どんなトラブルになっても主張をし続ける意志の強さがあるでしょうから。

一部からの批判なんかモノともしないと言うか、格好のネタが出来たと思う立場の人達でしょうから。

 

僕が知りたいのはごく普通の障碍者の方たち。

確かにご不便を感じることも多いでしょうが、あまりに声高に権利を主張する人達に対して嫌悪感を抱いている人も相当数いるんじゃないかと。

障碍者がみんなああいう連中だ、と思われたくない、みたいな。

 

今回の件でバニラエアは車いすのまま搭乗できる機材を購入する羽目(敢えてこういう言い方をします)になったそうで。

長い目で見て当然他の客の運賃に転嫁されるはずですし、健常者からすると腑に落ちないですね。

 

今年のGWに奄美大島に行きましたが、居酒屋で「バニラエアで来たの?」と訊かれました。

僕はJALでしたが、バニラエアが成田から直行便を飛ばすようになって奄美大島の観光客は間違いなく増えたと思います。

今回の件で、運賃が高くなる、単に会社の評判が落ちて利用客が落ち込む、で何れにせよ結果的に定期便廃止なんてことになったら哀しいですね。