お世話になったフェリーあけぼのです。
8時半到着予定だったんですが、出発がすでに遅れていたのもあって、結局ターミナルを出たのは10時半近くでした。
鹿児島市電・市バスの一日券を買うつもりだったのでそれが使えないシャトルバスには乗らず、路線バスの最寄バス停である城南小学校前まで。
時刻表を見てみると想像以上に本数が少なく。
鹿児島中央駅11時発のカゴシマシティビューバスに乗るのは無理だと諦めました。
それとほぼ同時に、一日券の利用を止めて今日は歩き旅に切り替えることを決意しました。
雨が少しぽつりと来ていたのが少し不安でしたが。
鹿児島中央駅を目指して歩き始めてすぐに、そもそも中央駅に行く意味があるのかと自問自答。
地図で方角を確かめて無意味と判断して天文館に向かいます。
おめあては「しろくま」で有名なむじゃきです。
お値段もそこそこしますが、レギュラーサイズは大きさもかなりなもので。
味はおいしかったと思います。
お客さんもたくさんいました。
何度か見てますがやはり西郷さんは見ておかないとね。
道を挟んだところで記念撮影会をやってました。
あまり似ているとは思いませんでしたが、左から西郷隆盛、篤姫、大久保利通のようです。
さらに北を目指して石段を登ったところに南洲神社です。
ここも何回か来ていますね。
左から桐野、西郷、篠原、村田ですね。
今回初めて気づいたんですが、桐野の「野」って「埜」が正しいんでしょうか?
今回は開いていた西郷南洲顕彰館へ。
あとで履歴を調べていたらここには一度来ていたようですが内容を忘れてましたので確認する意味でもね。
お腹の調子が悪いんでまずはトイレのある別館に行くと菅臥牛の像が。
鹿児島と坂田にある像の原型みたいです。
酒田にあるもののの方が一回り小さいというのを館内のVTRで知りました。
桜島と墓標です。
一度出た顕彰館に戻ってこの一枚。
この旅行に西郷隆盛に関する本を二冊持ってきていてその内の一方まさにこれから読むところで。
西郷隆盛の言行録を薩摩藩士ではなく庄内藩士がまとめたというのが面白いところですが、これから読んでみます。
一方でこれまで読んでいた本がこれです。
![]() |
西郷隆盛伝説 (角川文庫)
Amazon |
良くも悪くも西郷が影響を与えた人たちについて書かれているわけですが、その中の一部に庄内藩士ながら私学校に入学を許されて、その後西南の役にも従軍して命を落とした二名の墓に手を合わせました。
石段を下りて東に向かっていくと偶然こんなものを見つけました。
OBにノーベル賞受賞者がいるなんて鼻が高いですね。
何かと思いましたが、左上のロゴマークからスターバックスと分かりました。
おしゃれですね。
車の流れの悪い国道10号を徒歩で北上して仙巌園に。
活版印刷の体験ができるとニュースで観ていたので興味を持っていたんですが、どうやら一日限定のイベントだったようで。
でも今日は火縄銃の演武があるようです。
荷物が預けられないか訊くとコインロッカーを使用する形なんだとか。
なら結構です。
入口すぐのところにある反射炉の模型です。
実物の1/4サイズだったかな。
重い荷物を背負いながらアップダウンの多い園内をうろうろと。
15時開始の火縄銃演武会場に向かうと、どうやら無料区間の神社のようで。
結果論ですが千円の入場料を払って入る価値があったのかちょっと首をひねりますね。
火縄銃の方は迫力満点。
餡子と海苔醤油とみたらしってかんじでしょうか。
焼きたてでおいしかったですが、歩きながら食べるのはなかなか大変でした。
この団子屋さんにあった案内で知った西郷隆盛蘇生の家に。
月照と錦江湾に身投げして、西郷だけ助かったという例の場所のようです。
駐車場もないですし、徒歩でないと寄れなかったんで結果的に良かったですね。
だらだらと北上を続けて目的の竜ヶ水駅に。
電車の来る数分前にホームについて予定通りだったんですが・・・。
こちらが時刻表です。
となりが鹿児島駅だとは思えないほどの廃れっぷりというか。
誰もいないと思ったのですが、鹿児島方面へのホームに女性が一人。
先にそちら側、つまり僕が乗る側でないホームに電車が到着しました。
あれ?、と思って時刻表を見返してみると何と僕が乗ろうと思っていた16:48発の電車は鹿児島方面行でした。
アプリで検索して出ていた結果を見直してみると、この電車で一度鹿児島に戻って折り返しこの竜ヶ水には止まらない快速(?)に乗って北上するのが最速なんだということが分かりました。
当然余計な電車賃がかかるのでそのルートはパスです。
しかし、目的の宮崎方面は16時台に一本も無いなんて・・・。
一時間近く時間ができてしまったので、前もってネットで調べていたお蕎麦屋さんへ。
評価もそこそこ高かったんですが、結果的にはどうなんでしょう?
暑かったので冷たいそばを食べたかったんですが、無い模様。
まあ暑さ寒さに関係なく、僕はもりそばがファーストチョイスなもので。
まあそれはいいとして。
そばの見てくれがあまりにも不細工で。
太さがバラバラなのはさておき、長さが絶望的に短いです。
そばはすすって食べてこそ旨いと思うのですが。
脱サラしたてのおっさんだって、というか僕だって少なくとも見てくれならもっとましなそばが打てると思ってしまいました。
このへき地(?)でやっていけてるんですから固定ファンがいるんでしょうが、僕の再訪は無いと思います。
17:44発の電車で国分駅に着いて余った時間で生協の店内をぶらぶら。
トイレで汗臭い服装から着替えます。
少し歩いて新町というバス停を探しましたが、グーグルマップに出ている場所にバス停の表示板がありません。
地方だとそういうこともあるのかなと思いかけましたが、よく地図を見直すと別の場所にバス停のマークが。
時間が無いので小走りに向かうと無事にありました。
これはバス停が移動したのか、そもそもグーグルマップの情報が間違っているのか。
いずれにせよほっと一安心です。
ラウンジでビールと焼酎を楽しんで機内に。
出発はそれほど遅れた気もしなかったんですが、到着は約20分遅れ。























