行き先が敦煌に変更になったからには最終目的地は莫高窟になります。
作朝と同じバスの溜まり場で来ますが、相変わらずどのバスに乗ればいいのか分かりません。
タクシーの引き合いを回避し、何とか出発。
ガイドブックの情報と違って3元で到着。
どうやら新しくできたビジターセンター的なものの様で。
ここで総額240元というバカ高い料金を払ってまずは映像鑑賞から。
2本あったんですが、まずは普通のスクリーンで敦煌の歴史を。
かなり漢民族目線の偏った情報に思えますがね。
場所を変えて天球スクリーンでの映像です。
これは有名な窟を360度の映像で見せるわけですが、なかなか素晴らしかったですね。
時間が長かったら酔ってしまいそうなくらいです。
この後バスに乗って実際の莫高窟まで行きます。
システムがよく分かりませんでしたが、上海在住の初老の夫婦と、僕よりは若いであろう関西人の男性との計4名で日本語でのガイドを受けることに。
周った窟は順に148, 204, 96, 244, 249, 259, 428, 329, 17, 16です。
全員が見られるものの他はガイドが持っている鍵次第ということで運任せになるわけですが、どれも素晴らしかったと思います。
その他に金さえ払えばという窟が幾つかあるのですが、同行していた関西人のみこの権利があるらしく残す3人は外で待つ羽目に。
ちなみに57でした。
残念なのは内部の写真撮影が禁止されていることですね。
上手く帰りのバスを拾えてバスターミナルまで。
明日ウルムチに戻るチケットを買います。
ここで一つ勘違い。
ウルムチに戻ってから2泊できる計算だったので中日に天池に行こうと思っていたのですが、一日ズレていることにここで気づきました。
もう敦煌観光は基本的に終了ですし、今日の夜行で発ってもいいかなと思いかけてやめました。
というのも何か風邪っぽいんですよね。
この体調で夜行バスは避けた方がよさそうですし、しかも天池は結構気温が低いそうで。
宿に戻って大人しくすることにします。



