2本目は『舞妓はレディ』。

主演は上白石萌音という新人のようで。
よくもこんな田舎臭い顔(失礼!)の子を抜擢したなあと思いましたが、結果的に役柄には合っていたようで。
笑顔が可愛らしかったですし、舞妓メイクのときも可愛く仕上がってたと思います。
結構、本物の舞妓さんってメイク落としたら果たして・・・?ってな人多い気がしますし(失礼!)。
驚いたのは、たまたま今日ネットで調べたJA共済のCMの子が上白石萌歌という名前だったこと。
あれ?と思いましたが全然顔似てない(ですよね?)し。
調べたら姉妹なんですね。
まあはっきり言って顔だけなら妹の萌歌の方が可愛いですね。

で、重要な役どころに寺島しのぶの母、富司純子。
流石ベテラン、安定ですね。
ああいう立場の人(師匠?)って普通もっと厳しいんじゃないの??っていう違和感はありましたけど、それは別に演技の問題じゃなく。

長谷川博己はあんまり好きじゃないんですよね。
「家政婦のミタ」のときの優準不断っぷりとか、「MOZU」の気持ち悪さとか。
まあ今回はそうでもないですが。

岸辺一徳ほか結構いろんな人たちが出てましたね。
中でも妻夫木聡のチョイ役っぷりには少々ビックリです。

ビックリと言えばこの映画がミュージカル調(?)だったこと。
いきなり歌いだしてビックリしてしまいました。

ミュージカル調と言えばそれこそ妻夫木が主演だった「愛と誠」以来ですかね。
あれよりは数段上で、物語的に面白かっただけに、普通の(?)映画作品として観たかったですね。
母親のエピソードなんかももっとあると良かったかと。

その母親は瀬戸朝香。
写真だけの出演のようで。
父親役の加瀬亮の方はすぐにわかったんですが、瀬戸朝香の方はエンドロールを見てそうか、という感じでした。
二人とも妻夫木以上のチョイ役だったわけですね。
下世話な話ですが、あれでギャラいくらもらえるんだろう??

最後に。
タイトルに何か違和感を持ち続けていたのですが、何と「マイ・フェア・レディ」から来ているようで。
ストーリーなんかも似ているところがあったりするようです。
もっとも「マイ・フェア・レディ」の方を観たことないので何とも言えないですが。
不勉強ですんません。