何だかんだでもう一週間たってしまいました。
先週の同じ時間には3つ目の札所を回っていたところくらいじゃないかと。
総評を終えてしまいましょう。

今回敢えて「修行」としたのには理由があります。
僕と同様に丸三日間のみで通し打ちする人はいることでしょう。
特別だったのはこの三日間、厳密に言えば巡礼中は断食をしたということ。
初日に西武秩父駅で母に握ってもらったおにぎりを食べて出発して以来、結願後に自宅付近で打ち上げをするまで何も食べなかったんです。
健康維持のためのサプリと水分のみです。
これってなかなかでしょ?

一か月弱かかった四国巡礼のときは酒と肉を断つという自戒を掲げて守ったわけですが、今回は高が三日なら何とかなるだろうとの判断のもと実行しました。
結論から言うと何とかなりますね。
思ったほど空腹感も無く。

テレビのCMなんかで視覚的に食べ物が入ってこないという状況もそうなんですが、嗅覚的情報というのが食欲というか空腹感に極めて大きなインパクトがあるということを始めて認識しました。
二日目の最後だった34番のベンチで休んでいるときに隣に座っていたおばさんがプリッツを食べだしたんですね。
それまで特に何とも無かったんですが、まあその香ばしい匂いの旨そうなこと。

ピークを越えてしまえばまた平穏(?)が訪れます。
その晩も翌日も特別強い空腹感を覚えることも無く歩き続けられました。
もっとも雨だった三日目にとても寒く感じたのは断食中だったせいも結構あるんじゃないかと。
食事を摂ると体温が上がりますからね。

戻ってきて両親と合流して最初の食事は焼肉。
食べ放題コースにしてビールで流し込んで精進落とし完了。
身体に良くないのは間違いないですね。

今回の旅程を書き留めておきます。

初日は5時に家を出ると7時過ぎに西武秩父駅に着けます。
四国の納経は朝7時からですが、秩父は8時から何でこれで十分です。
駅から歩いて10分と無い最寄りの13番の慈眼寺からスタートです。
ここから一気に30番の法雲寺まで18か所。
終えたのは16時過ぎですから、僕よりペースが遅い人だと厳しいかも。
ここを17時までにクリアできないと次の日がきついです。
そこから暗い中、寝床に定めた道の駅両神まで。
実際の工程と異なるとは思いますが、PCで計算してみると38.5kmになります。

二日目は6時過ぎに道の駅をスタート。
なかなかアップダウンがあります。
ほぼ大半が山道を歩いて34番の水潜寺まで。
14時半ごろには着いてしまいましたが、ここから1番まで行くのはなかなか厳しそう。
納経自体には間に合うかもしれませんが寝床の確保が難しそうなので札所めぐりという意味ではここで打ち切りです。
時間があったので秩父華厳の滝なんかにも足を延ばしましたが、本来は水潜寺から2km弱の水と緑のふれあい館がゴール。
山道があるので上手く計算できませんが、この日もやはり35-40kmの間くらいでしょうか。
ところが翌日の雨模様を想定し、入浴後にここからさらに移動開始。
寝床に定めた和銅黒谷駅まで7km強歩きましたから、この日はフルマラソン以上の移動距離ということになったかと。

最終日は7時過ぎに駅を出発して1番の四萬部時からスタート。
雨の中歩いて13番の慈眼寺まで24.1km。
雨が無ければ二日目の7km分はこっちに来ていたわけで。
上手い具合に距離が三等分されたコースだったと言っていいんじゃないですかね。

三連休で結願できます。
断食はともかく、健脚な方はいかがでしょうか?
とてもいい季節なのに歩き遍路の方が数えるほどしかいなかったのが少し残念でした。