今朝は寝坊をしてしまい、起きたのは7じを回ってからです。
手早く支度を済ませて宿を出たのは7時半過ぎ。

今日は文殊院を経て武侯祠まで。
酔狂な僕はまたもや徒歩です。

昨日の昭覚寺同様に文殊院も拝観無料。
ちょっとこちらの方が規模が小さいですかね。
とは言え、ここも立派な仏像がありました。

途中で軽食に坦々麺を。
麻婆豆腐と並んで四川料理の名物ですからネットで調べたところに来てみたんですが、これもイマイチですね。
古臭い伝統のあるお店かと思ったのに何かファーストフード店的な店構えでしたし。

読書しながら歩いて(マネしないでね)武侯祠に到着。
昨日のパンダ園ほどではないですが、ここも混雑しています。

ここ武侯祠は三国志ファン、中でも蜀びいきの僕としては昔から来たかった所です。
三国志との出会いは中学生のとき。
友人が持っていたパソコンゲームがきっかけでした。
部活の練習が休みの日の度に4-5人で彼の家に入り浸り遊んでいたものです。
よく分からないままに僕は劉備をプレイしたわけですが、今考えるとラッキーでしたね。
これが劉表とか袁術だったりしたらここまで好きになっていなかったと思います。
それから吉川英治の小説や横山光輝の漫画で全体のストーリーを掴んだわけです。

ここにはたくさんの塑像があるわけですが、代表的なものを紹介します。

劉備
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関羽
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張飛
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これが漢昭烈廟といういわゆる主殿の三兄弟です。
関羽が皇帝チックな被り物なのは何ででしょうね?

彼等は別に三義廟という所にも祀られてまして、それがこちら。

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こっちの方が一般のイメージに近い感じですかね。
張飛がなかなかかっこいいんじゃないかと。

そしてここの事実上の主役です。

諸葛亮
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現代の日本人が尊敬する「中国人」であることは間違いないんじゃないでしょうか。
ただ、好きかと言われるとどうなんでしょうね。
清廉潔白過ぎて人間味が薄いと言うか。

ちなみに三国志の中で僕が一番好きな人物は趙雲です。
これもゲームが原因ですね。
武力が99で知力が90という能力パラメータ。
両方90を超えているのは数える程しか居なかったはずです。
もっともその後のバージョンでは他の人物とのバランスを取るべく調整が入りましたけどね。

趙雲
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何ですかこれは・・・??
かなり残念な出来なんですけど。
老いても活躍したのは事実ですが、もっと若いときのものにすればいいのに。

せっかくなんで五虎将の残る二人も。

馬超
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黄忠
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その後は武侯祠内の茶店に。
成都はお茶をのんびりと楽しむ文化があるそうで。
ここは無料Wi-Fiもあってなかなか快適です。