世界遺産登録で地元や旅行業界は大騒ぎなようですが、果たしてそんなに喜ぶべきことなんでしょうか?
Googleのロゴもこんな状態ですし。
$kenの備忘録

僕はデメリットの方が大きいと思っているんですがね。

今日の『噂の東京マガジン』でも特集されてましたが、そこに出ていた登山家の野口健さんは「ちっとも嬉しくない」と発言していました。
まあそこまでではないにしても僕はかなり彼に近い感覚を持っており、今夏は本当にパニックになるんじゃないかと危惧しているわけで。

富士山が日本一の山なのは日本人には純然たる事実なわけで、世界遺産登録を機に登ってみようかなんていうのは愚の骨頂とすら思えます。
今までいくらでもチャンスがあったでしょうよ。

海外に対してだって、"Fujiyama"というのは寿司に匹敵する日本の象徴(?)として有名な存在だと思うんですよ。
何を今更という感じがして仕方ないわけで。
白神山地とか知床とか、外国人はもちろん日本人ですらあまり注目していなかった場所が登録されるのはメリットの方が大きいと思うんですけどね。

入山料を徴収するというのは良いアイデアかもしれませんね。
もっともそう思うのは僕は既に登頂済みだからで。
小学一年生の時に両親と兄とで登りました。
キツくて辛くて、嫌な思い出として強烈に記憶に残っています。
あの時に「もう二度と富士山にには登らない」と固く誓ったんです。

その思いは年を重ねるに従って軟化していて、家族ができたら一緒に登ってもいいかなというところまで来ています。
まあでも、そんなことがこの先あるのか怪しいですからね。

富士山は冬の晴れた日に東京から眺めるくらいで僕には十分です。


日曜日の昼下がり。
家に居るときはこの『噂の東京マガジン』を観ていることが多いかもしれません。
これの料理を作るコーナーがなんともねえ。
今の若い女性というのはあんなに料理ができないもんですか?
中には僕にも正解が出せる自信がない料理もあります。
まあもっとも、「正解じゃないけど、これはこれで食べられるよ」ってところまでに仕上げる自信はありますが。

今日のお題はメンチカツだったんですが、これはかなりのサービス問題だと思いました。
でも、正解が13人中4人で。
いつもより正解率は高いんですが、とは言っても三割の人しか作れないって・・・。
極論を言えばハンバーグを作ってフライにするだけですよ。
下味なんか適当でもソースかければ食えるわけで。

料理の下手な人って自分が食べてる時に考えないからだと思うんですよ。
出されたものをそのまま何も考えずに食べてるのって家畜とかペットと同レベルじゃないかなあ。