一日遅れてしまいましたが、昨日亡くなったエアグルーヴのお話を。

ウオッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナなど近年は男馬を向こうに回して戦う女馬というのは結構当たり前に見るようになった気がしますが、その魁と言えるのはエアグルーヴでしょう。
結局男馬相手に勝ったG1は天皇賞秋の一つだけですが、今でも僕の中では一番の女傑だと思っています。

エルコンドルパサーとの組み合わせで決まったジャパンカップでは馬券でもお世話になりました。
払い戻し機から10万円以上出てきたのはあれが初めでしたから良い思い出になっています。

社台・サンデーに入会して最初に持った馬がエアグルーヴの四女、ポルトフィーノ。
あの名牝の仔に出資が決まった時、何とも言えぬ喜びを感じたものです。
新馬勝ちは当然だと思っていましたが、エルフィンSも楽勝で制した時にはオークス三代制覇を信じて疑わなかったんですけどね。

亡くなる前日に最後の仔を産み落としたそうですが、父キンカメの牡馬だそうで。
ルーラーシップの全弟になりますからもちろん期待度は高いわけですが、できれば牝馬が良かったですねえ。
ポルトフィーノとその姉ソニックグルーヴの様にサンデーサイレンス系が付けられる肌馬というのは非常に貴重なわけで。

ルーラーシップが無事種牡馬になりましたから、いずれエアグルーヴのクロスを持つ馬なんていうのも生まれてくるかもしれませんね。
もちろんサムライハートを忘れているわけじゃありませんが、やはり種牡馬としての期待値は差がありますもんね。

初孫のアドマイヤテンバとルーラーシップだとエアグルーヴの2×3になりますね。
もう一代経たほうが安全なんでしょうか。
となると早く孫の代での種牡馬が欲しいところですね。

ポルトフィーノの初仔は残念なことになってしまいましたが、二番仔も評判が良いそうで。
これが孫の代での種牡馬第一候補かもしれませんね。
先日届いたリストにも載っておりましたが、募集額はいくらなのかな?
このクラスの牡馬にはちょっと手を出せませんがね。

最後に。
エアグルーヴのご冥福をお祈りして。
合掌。