やはりね。
少なからず政治に興味がある身としては昨日の総選挙について総括しないと。

まず何よりも気に入らないのは投票率の低さ。
先日シンガポール人と話をしましたが、彼らの国では投票をしない場合その後何回分かの選挙権を失うそうです。
面白い制度だとは思いますが、日本に適用するには生ぬるいですね。
罰金性にした方がいいんじゃないかなあ?
投票率が低い方が有利だなんて考える連中がいるからそうはならないでしょうがね。

次に頭にきたのは日本維新の会の橋下代表代行の態度。
何様のつもりなんですか、奴は?!
僕から言わせればどこの馬の骨だかわからん連中集めた割には上出来の結果だと思いますよ。
それをどんな皮算用してたのか知りませんが、NHKとかテレ東のメインキャスターだった池上さんに毒づく始末。
大体、奴は現職の大阪市長なわけで。
選挙期間中ちゃんと仕事をしてたのか?ってな話ですよ。
これは日本未来の党の嘉田代表もそう。
大阪市民、滋賀県民はもっと文句を言ってもいいんじゃないかな。

そういう意味では社民党とか国民新党とか、まあ体勢に影響ありませんが新党改革とか、参議院議員が代表を務めている政党も軒並み奮わなかったわけで。
どこか他人事みたいな印象があるから当然とも言えますね。

さて個々の政党について。

自民党の圧勝は予測できていましたが、ちょっと勝ち過ぎかなあ?
まあ政権を失ったのはいい経験になっていると思います。
しっかり国民の声を聞いて日本を正しい道に導いていってください。
憲法改正などでは公明党と意見が合わないことも出てくるかと思いますが、単独過半数を握っているわけですから安易な譲歩はしないでくださいね。

民主党は逆に予想以上の惨敗と言えるでしょう。
小選挙区で落ちるけど比例復活みたいなのが多いのかなと思っていたのですが、そこそこの大物が復活ならずにあっさり落選というケースが非常に多かったように思います。
そんな中で、菅前首相は通っちゃいましたね。
「一抹の寂しさが・・・」なんてここで書いてみたかったのですが。
個人的には松本元復興相の落選が嬉しくて仕方ありません。
惨敗は野田総理の責任問題と言われていますが、逆にこのタイミングだからこそこの程度で踏ん張ったとも言えるんじゃないかと。
解散が遅れていたら第三極と言われる連中の準備期間が増えて益々不利になったんじゃないかと思うんです。

維新の会はよくやったんじゃないですか?
でも早速首班指名で意見の食い違いが。
今から分裂するのが容易に想像できるってどうなのよ・・・。
自分のところの党首、あるいは連立相手の党首を指名しないってのは普通ありえないんじゃないの?
そもそもお前に首班指名投票する権利はないんだよ、大阪市長!
二人しかいないので正しい用法か分かりませんが、「船頭多くして・・・」ってやつじゃないですかね。

未来は笑うしかないですね。
民主党所属のまま戦ったほうがまだマシだったんじゃないかなあ?
でも。
小沢一郎は普通に小選挙区で当選したようで。
岩手四区の有権者の良識を疑わざるを得ませんね。