「CLASSIC TV」リトグリが歌う♪合唱1000年の旅 | 遠距離通勤ガオラー・ぴろさこのブログ

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北関東在住。都内で働く、40代のITエンジニアです。
コロナ禍において折れそうな気持ちから何度も助けられているリトグリ。
本物の音楽を愛する者として、リトグリの唯一無二の凄さを1人でも多くの人に知ってもらいたくブログをやらせて頂いています。

4月15日22時〜30分間、NHKのEテレの音楽番組『CLASSIC TV』にリトルグリーモンスターが出演しました

 
タイトルは『リトグリが歌う♪合唱1000年の旅』
 
ピアニストの清塚信也さんが『合唱』の歴史についてとても解りやすく解説してくれながら、リトグリのコーラスの凄さも充分にアピールができ、30分という短い時間ながら、完ぺきな構成だったと思いました。
アシスタントの鈴木愛理さんも、可愛くて歌も上手くて、すごく良かった。
 
合唱の歴史を語る上で重要な4つのキーワード
「ア・カペラ」「ハレルヤ」「グリー」「ゴスペル」について、清塚さんが解説。
 
ア・カペラ」は、グレゴリアン音楽を起源とする、聖堂で楽器を使わずに歌うことから始まり、イタリア語の「Cappella」=「聖堂」から「a cappella(聖堂で)」というところから始まったのだそうです。
 
アカペラが大衆化され、去勢された男性歌手の「カストラート」が一時期人気を集めたが、それも下火となり、当時の作曲家でもあり敏腕プロデューサーでもあったヘンデルが、新たなエンターテインメントとして「ハレルヤコーラス」を生み出し、「大勢で歌って楽しい音楽」として『合唱』が生まれたのだそうです。
 
そしてイギリスで、男性達のコーラス「グリー」が人気となり、世界中に「グリークラブ」が誕生。その後のUKロックもこのグリーから派生しており、あのビートルズもグリーのコーラスを取り入れてるのだとか。
 
グリーのもう1つの意味である「歌で人々を歓喜させる」というところから『グリー』がつき、その世界で大物になるという決意から『モンスター』。でもまだまだだから『リトル』を付けて、『Little Glee Monster』の名前ができたと、番組内でアサヒが手を振り回しながら、一生懸命解説してくれてましたウインク
 
そしてアメリカ。アフリカ系アメリカ人の喜びや悲しみを、皆で歌うことで共有しようとするところから「ゴスペル」が始まり、心の底から歌うことで魂に響く音楽として人気をあつめ、そこからブラックミュージックやブルースが生まれたのだそうです。
そして、ニューオーリンズジャズとゴスペルが組合わさって、リトグリの音楽のルーツである『モータウンサウンド』が出来上がったのですよね。
 
こうして合唱の歴史を紐解くと、リトグリの誕生や活動が、この合唱の歴史の延長線上にあって、そのうち合唱を語る上で重要なキーワードの5つ目が「リトグリ」になっても、全くおかしくない気がしますよね。
 
後半は、清塚さんのピアノ伴奏によるリトグリ、鈴木愛理さんのスペシャルメロデー。
 
ヘンデル作曲「ハレルヤ・コーラス」
黒人霊歌「Swing Low, Sweet Chariot」
ゴスペル「Oh Happy Day」
リトグリオリジナル曲「VIVA」
 
の4曲。以前から「清塚さんのピアノで歌って欲しい」とずっと思っていたので、すごく良かったです!!
「Oh Happy Day」といえば、以前このブログにも書きましたが、
 
 
まだリトグリのデビュー前、中目黒の駅前でこの歌を披露して、ライブのビラ配りをしていたんですよね。
それがこんなに立派なアーティストになっちゃって。
 
リトグリを応援していると、音楽に対する教養が身に付いて、沢山の音楽に出会うことができるのも、本当にリトグリのファンでいることに誇りを感じ、嬉しく思いますよね。
 
NHKさん。いつもリトグリを応援してくれてありがとうございます。
これからも宜しくお願いします!!
 
ではまた!