Little Glee Monster 2021 アリーナツアー「Dearest」
ツアー初日武道館2Days1日目(1/27)に参戦してきました。
ネタバレしないよう、2日目が終わるタイミングで投稿しましたが、 2/13にこの配信(配信は2日目のライブ)もあり、その後のツアーの継続も一応予定されているので、そこまで楽しみを取っておきたいという方は、以下ネタバレが多数含まれますので、ご注意ください。
また、僕自身がアサヒ推しのため、アサヒ贔屓になってしまうこともご容赦下さい!
いや~。泣いた。泣いた。 本当に感動した。
その1日のレポを記憶に残る範囲で書き留めていきます。
武道館到着から入場までは、前回のブログで書かせていただきました。
開演1時間ほど前に無事、席に着席。
会場はビートルズの曲がずっと流れ、15分に1回ほど、リトグリのMVもスクリーンに流れていました。
18時開演ということでしたが、なかなか始まらず、18時15分。ビートルズの曲が大きく流れてきたのを合図に、会場が総立ち。
ステージにはバンドマスターの本間将人さんを先頭に、馴染みのバンドメンバーがノリノリになって入ってきました。
ビートルズの曲が止まると、
「みなさ~ん。 もうすぐ、いよいよ会えるよ。全力で楽しもうね~。いくよ~」というような、リトグリメンバーが天の声で登場。
会場が暗転し、力強いドラムプレイで「全力REAL LIFE」のイントロが始まる。
レーザー光が会場内を踊りステージに光が集中すると、中央からリトグリ4人が純白の衣装で颯爽と登場。
1曲目は『全力REAL LIFE』。そのあと『世界はあなたに笑いかけている』、『青い風に吹かれて』、『放課後ハイファイブ』と元気ゾーンの定番曲4曲を披露。
声が出せないため、観客は、コーレスバルーンやタオルを振り回しながら、一気にヒートアップ!!
メンバーも観客も、「やっと逢えた」という気持ちが込みあがり、涙を浮かべて盛り上がっていました。
いつものジングルのあと、1回目のMC。
最初に声を上げるのは恒例通りのカレンが担当。
「全力Realでステージに上がった時、泣きそうやった。」「私も」「私も」
「今も泣きそう」と、久しぶりに観客を入れたライブにメンバーみんな感動。
そして武道館名物。
アサヒの「コール&レスポンス」。
すり鉢状の会場ならではで、ここでは方角で呼ぶんです。
「西!」「東!」「南!」ここまではOK。
さて問題の「南西」と「南東」。
前回の武道館では「なんざい!」「きたにし!」と叫んで、
爆笑を誘ったのですが、今回は?
「えっと、”みなみにし”だっけ?」
Mayuから
「成長しとらんやん!」
と突っ込みがありながらも、かれんから
「”なんざい”でいいんちゃう?
みんなそれを望んでるんやろ?」。
MAYU「そうやな。『選ばれし”なんざい”』
のみんなやもんな」。
で、アサヒ。
「なんざい!!」
会場からは大きな拍手が!
「南東」は「なんとう」と読めても、
Mayuとmanakaから
「いやいや。イントネーションおかしいやろ。 それ納豆やん!」
「どこの子?」
と突っ込まれ、「北海道で~す」と、また大拍手。
その後は、通常芹奈から来てくれたお礼のメッセージがあるのですが、今回はかれんが担当。
「このライブもやるべきかやめるべきか本当に悩みました。
でもやると決めた後は、なんとしても来てくれた人たちに喜んでもらえるような企画を一生懸命考えて何度もリハを重ねこのライブが決まりました。
不安や葛藤の中、ライブに来ると決めてくれた人たち。
本当にありがとうございます。
そして『今回は行かない。オンデマンドで応援する』と決めてくれた人たちも、本当にありがとうございます。
応援してくれる人たち全員の心に届くように、精一杯歌います。」
と、涙ながらに話し、会場に涙を誘いました。
このあとは、『Be My Baby』、『Move on』、『Baby Baby』、『Waves』とダンサブルな4曲を披露。
『Move On』の芹奈パート。
「いくら塗りつぶしたって嘘は隠せない」のところを誰がやるのか注目されていましたが、アサヒが見事にやり遂げていました。
『Baby Baby』は、振り付けを一新。
今までの、左→右→正面と、腕を突き出す振り付けも好きでしたが、今回はかっこよさと可愛さの両面を持ったすごくいいダンス。
これ、口パクでなく生歌で歌いながらこのダンスをテレビで披露したら、もはやもう「敵なし」‼️
ぜひテレビでやって欲しい‼️
そして新曲『Waves』。
パフォーマンスとしては初披露。
これがすごかった。
Mayuから始まる超低音リード。
ドラムとベースの重低音が心臓に響いてくる。
ダンスもめちゃくちゃ格好いい!
レーザー光とスモークで、ステージから客席に向け、
波が押し寄せてくるような演出。
音源で聴いた感じではアサヒのパートがないように聞こえていましたが、今回はラスサビ前の芹奈の1フレーズだけ、アサヒのパートが入ってました。
ここで、メンバーは一度衣装チェンジではけて、
バンドセッションがスタート。
かれんの天の声で、1人1人が紹介されながら演奏を行い、後半はバンドメンバーだけのおふざけも含めたセッションコーナー。
これがまた楽しいし、演奏がハンパなくカッコいいんですよね。
バンドブームで育った昭和生まれの人たちも、この本格的な生演奏をバックにリトグリの研ぎ澄まされたハーモニーが聴けることが、おやじガオラーが多い理由の1つなんだと思います。
さて衣装チェンジも終わり後半スタート。
『Everything Could be Your Chance』を歌いながらアサヒが真っ赤なドレスで登場。
「えっ?アサヒのソロ? しかも、その赤の衣装。すごく綺麗!」と思っていたら、遅れてMayuが黄色の派手な衣装で登場し、 やっとでデュエットであることを認識。
この歌も芹奈リードが多い曲ですが、アサヒとMayuの年中コンビ、この2人の声の伸び、そして1mmたりとも狂いのない完ペキなハモリ。
あまりの美しいデュエットに、天を仰いで、もう号泣してしまいました。
いや~。何度も言ってしまいますが、
「アサヒの進化が止まらない!!」
続いて、かれんとmanakaの『小さな恋が終わった』のデュエット。
かれんは緑、manakaは青の衣装。
この曲も芹奈リードから始まる、男性目線の失恋ソング。
バラードながら徐々に強くなってくる曲調が、失恋を受けとめられずにいながらも、それでも前に向かって走っていこうとする気持ちを安定の2人の歌唱と、最大限に感情をこめて見事に表現してくれ、また号泣。
この芹奈リードの代表曲2曲を選曲し、
デュエットにしたということ。
これって、芹奈に向けて
「芹奈見て! 私たち頑張ってるよ!」
という気持ちを届けようとしたのかな。
と、感じました。
次は『ECHO』『いつかこの涙が』『Gift』の3曲。
『いつかこの涙が』は、僕がリトグリに興味を持ったきっかけの曲で一番聞きたかった曲。
ピアノソロの少ない音から徐々にいつなみのメロディに変わってくる演奏もすごく良かったし、
かれんの美しい主メロ。そしてアサヒのフェイク。
マスク越しに、泣きながら小さな声で熱唱してしまいました。
2回目のMCのあと、『足跡』の歌唱。
続いて『青春フォトグラフ』『SAY』のクライマックスの元気ゾーン2曲で、タオルを思いっきり回してきました。
3回目のMC。manakaから
「いつも隣にいてくれた芹奈がいないことがすごく心細くて。
きっとこれは芹奈から『強くなれ』と言われていたような気がします。
今までにないくらい沢山泣いたけど、みんなで励ましあいながらなんとか頑張れました。
私たちはこれを乗り越え、もっともっと強くなったリトグリをお見せできると思います。
芹奈の戻ってくる準備は万全です。」
というようなメッセージのあと、
最後の曲は、新曲の『VIVA』。
ラスサビ、manakaの力を込めた
「僕たちはーー!!」
の熱唱で、涙腺崩壊。
バンド演奏をバックに、メンバー全員で両袖まで移動し、
4人揃って観客に対し、マイクを通さない生声で、
「ありがとうございましたー!!!」
と深いお辞儀をしたあと、ステージ裏へ。
10分弱ほど、拍手とコーレスバルーンで
鳴りやまないアンコールのあと、
メンバーが、ツアーTシャツとデニムのボトム姿で登場。
MCではお笑い担当のアサヒですが、ここでは
「もしかしたら、また次いつ会えるか分からない状況になっちゃうかもしれないけど、また5人で歌う時に、ここにいるみんなにはまた来てほしいから。絶対会おう。ね。」
と、恥じらいながらも、一生懸命振り絞って出した言葉に、会場はまた号泣しながらも、最大の拍手。
アンコール曲は『Dear My Friend』。
「Dearest Voice企画」で、全国から曲のサビ部分をアカペラで歌って送ってもらうという企画を行い、後半のサビで、リトグリも歌唱をやめ、その合唱を披露。
これがすっごく良かった。
音程はいいとしても、テンポのずれは雑音になってしまうので、きっとミキサーさんが徹夜で1つ1つのテンポを合わせる作業を行ってくれたのではないかと思います。
50%しか入らない武道館でライブをしたら正直赤字。
でもそんなことよりも、リトグリとファンのために、
武道館をなんとか成功させてあげたい。
そしてこの苦しい音楽業界。
でも音楽の希望の光は絶対に絶やしちゃいけない。
という想いが1つになり、裏では沢山のプロフェッショナルの方達が、一生懸命苦労してくれたのではと思います。
そしておそらく、会場でマスク越しに『Dear My Friend』を泣きながら歌ってしまったのは、自分だけじゃなかったはずです。
リトグリの歌唱に戻ったあと、
アサヒも涙で頬を濡らしながら歌っていました。
この合唱がすばらしかったこともあると思いますが、きっと、いろいろな想いが重なって、やっとライブができたという喜びと、芹奈がいないというプレッシャーに負けず、最後までやり遂げられたことの涙だと思いました。
アサヒの日々の進化は、
天才ではなく、影の努力あってこそ。
「アサヒ。
やっぱり貴女は最高のシンガーです。
この涙はきっと、
これからの一流のシンガーとして、
最高の勲章になると思うよ!」
そう感じました。
最後のMC。
manakaがメンバー4人を
それぞれ紹介したあと、
最後に、
「そして。 芹奈ー!!」
と叫び、中央スクリーンに芹奈の写真が。
ここで今日一の拍手とすすり泣く音。
その後、芹奈からの直筆メッセージが
紹介されました。
「ずっと止まっていた日が
少しづつ動き出しています。
みんなに会える日をめざして。
Serina 芹奈」
というようなメッセージであったと思います。
この時、メンバー4人は、
このメッセージを読み上げることなく、
何も言わず、じっと黙って、
会場が芹奈のメッセージを読み終わり、
拍手が沸いて収まるのをずっと待ってくれていました。
メンバーの芹奈に対する敬意。
そして、
「ファンのみんな、芹奈の言葉をずっと待っていたはず」
ということをしっかりと理解してくれているからこそ、
できることであったと思います。
あ~。これを書きながら、また涙が😢。。。
これでメンバーはステージから去り、 スクリーンにはライブのメイキング映像が流れ、最後にメンバーからのメッセージが映し出されていました。
『コロナ禍』と『芹奈不在』という
リトグリ結成以来最大の試練を背負いながら、
4人でやり切った武道館ライブ。
レコ大や紅白などの準備を行いながら、
20曲分の楽曲を、全て4人の歌割に変更し、
パートを覚え、
ダンスもフォーメーションも変え、
ここまで仕上げてきたのは
相当大変だったに違いありません。
リーダーを置かないチームの方針ながら、
実質的なリーダーを担う、かれん。
特に芹奈が休んでからの
かれんのリーダーぶりは素晴らしく、
声を出してチームを盛り上げ、自ら率先して手本を示し、努力を惜しまず、精一杯チームを前に進めようとする姿は、まさにリーダーの鏡であると思います。
次に、manaka。
最年少ながら不動のエースとして、しっかりと自分の考え・意志を持ち、しかし決して人気に奢らず、謙虚さを忘れず、チームの中の存在意義を理解し、時には引っ張り、時には甘えながらチームの盛り上げに徹してくれています。
その間に囲まれた、Mayuとアサヒ。
リトグリの飛躍は、特にこの2人の目まぐるしい成長があるから。
かれんとmanakaの2本の軸がしっかりしているからこそ、2人はある意味自由に、安心して、向上心を持って新しい挑戦をし続けることができる。
この、かれん、manakaのリーダーシップと、
Mayu、アサヒの努力によって、
この最大の試練を乗り越えることができているのではないかと思います。
20~22歳といえば、世間ではまだ親のすねをかじった学生。
または上司・先輩の指示がないと動けない、
新人社会人という年齢。
そんな年頃にも関わらず、
こんなにしっかりした、
こんなに深い絆で結ばれた、
こんなに尊敬できるグループが、
他にいるでしょうか?
この芹奈のいない数か月、
4人で精一杯カバーしあい、励まし合い、
何倍にも大人に成長できた数か月であり、
このライブで、その成長を見事に
示してくれたと思います。
僕もここに立ち会えたことが本当に幸せであったし、こんなにどこまでも暖かいリトグリに出会えたことを本当に誇らしく思います。
コロナが収束し、
芹奈が戻ってきてくれた後の
リトグリの活躍が、
楽しみで、楽しみで、
しかたありません!!
以上、僕の記憶の限りの、武道館初日のレポートでした。
まだ書き足りない所もあるし、MCの順番とか間違っている気もしているので、今後少し修正を加えるかもしれないこと、ご了承ください。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。