相談者に気付きを与えるには、なかなかの技量がいると思います。
相手に気付かせるということは、ダイレクトにそのものを指摘
してはいけないという意味でもあります。
気付かせるヒントが必要です。いくつかのやり方がありますが、
私は、ヒントになりそうな例を幾つか挙げる、事象のプロセスを
たどる、一緒に考えながらヒントを探る、などケースバイケースで
相談者に合わせて臨機応変に行っています。
しかし、いつもうまくいくとも限りませんし、一回限りでは
効果を発揮できないケースが多々あります。
1回の気づきで、解決してける人はとても優秀な人です。殆どの
人は、繰り返し反復しながらまとめていく必要が有ります。
その為に、記録を取っておくことが大切です。相談記録をまとめ、
次回の展開を想定し準備します。
また、ゴールを見極めることも大切です。最終着地が見えないまま
相談を続けると大抵失敗します。
繰り返し相談記録を見直しながら相談を繰り返すことがポイント
です・・・
