★年間気象予報から読み解く!高騰必至銘柄
「夏場はビールの消費が伸びるからビール会社の株が買い」など、季節要因で、株価の変動があることは周知の事実。季節は誰にでも身近なトピックスではあるが、なかなか手を出せないのが実情だろう。
「毎年恒例とはいえ、シーズンストックで儲けようと思うならば、ニュースが出てからではもう遅い。例えば、花粉症の場合は2~3月がピークですが、遅くとも12月には仕込んでおきたいところ。可能なら半年くらい前には押さえておきたいですね」(マネーリサーチ代表・山本伸氏)、「夏に上がる銘柄は冬場になると割安になり、冬に上がる銘柄は夏には下がることが多い。なので、手を出すなら半年のサイクルで買ってみるのをオススメします。ニュースになっているときは、むしろ一番の売り時です」(T&Cフィナンシャルリサーチ・本吉亮氏)と、とにかく“先読み”力も重要なようだ。
先読みで儲けるためにも、年間カレンダーに沿って、季節要因を熟知することが重要。そこで、カレンダーに沿って、専門家3人に狙い目銘柄を分析してもらった。まず春先の風物詩といえば、今年は例年の数倍深刻と言われる花粉症が気になるところ。
「花粉症銘柄なら、まずは製薬メーカー。花粉症対策薬を売っているエーザイ(東1・4523)やフマキラー(東2・4998)。最近だと、医薬品のネット販売をするケンコーコム(M・3325)も伸びる可能性も。あと、ドラッグストア全般は売り上げが伸びるはず」(本吉氏)、「目薬関連で、ロート製薬(大1・4527)は売り上げが8割増。マスク関連ではダイワボウホールディングス(東1・3107)が代表的です」(山本氏)、「大穴狙いならアパレル専門通販サイト・ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイ(M・3092)。花粉症がひどくなると、みんな外に出たがらないので、通販業界での需要拡大に繋がるのでは」(スリーアイ・竹田嘉文氏)。
続いてはこれまた春の一大イベント・お花見関連。
「京都で桜を見るツアーが盛況なので、エイチ・アイ・エス(東1・9603)、近畿日本ツーリストの近畿日本鉄道(東1・9041)など観光関連業界がいいのでは」(山本氏)、「民間気象情報世界最大手のウェザーニューズ(東1・4825)。開花予想の精度の高さは、気象庁を撤退に追い込んだほど」(竹田氏)。
そして、人の移動が活発化するGWなどの大型連休。人が動けばカネも動くのは必然だが…。
「注目スポット・スカイツリー関連で東武鉄道(東1・9001)」(山本氏)、「ETC・高速道路関連の日本無線(東1・6751)は、防災情報システムやアメダスとの関連も強く有望」(竹田氏)。
反対に、人の移動が抑制される梅雨シーズン。短期の梅雨ではあまり市場には反映されないが、長梅雨になれば勝機はあるらしい。
「部屋干し洗剤のライオン(東1・4912)や傘のムーンバット(大2・8115)は王道」(山本氏)、「長梅雨だと野菜が値上がりし、代替食品としてホクト(東1・1379)や雪国まいたけ(東1・1378)などキノコ需要が増える。外出する人が減るため通販業界もオススメ」(竹田氏)。
夏場といえば、ビール、飲料水関連が上がるのは当然。そのほかにも大穴銘柄は存在するのか?
「スポーツブランドが狙い目。なかでも、アメリカで人気の米サーフブランド・REEFのビーチサンダル関連。日本での独占販売契約を持つ双日(東1・2768)などは、いいかも」(竹田氏)
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