丸太木材の劣化・防水対策の検証。。。テーマパーク内、装飾木材
アトラクション・スタジオ内の丸太木材の劣化・防水対策について、
施工による性能評価をおこないました。
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晴天時に撮影したものです。 見た目にはどれも同じですネ。。。
雨天の早朝に現地にて性能評価しました。
※左の丸太は、劣化・防水処理しています。 雨天時も濡れていません。
※右の丸太は、雨天により濡れています。
吸水により劣化・腐食が始まります。 丸太の切り口が顕著に現れます。
浸透型の改良剤 と 防水クリアー(水性) が大きな力を発揮しています。
木質の繊維質内細孔に浸透した改良剤により、木材内部の含有水(結合水)の水分量を調整してます。
過度な吸水は腐食や腐朽菌、害虫の発生原因となります。
素材に優しい薬品・樹脂を使用しているので、木質を傷めません。
木質を傷めない = 長持ちする ということですね。
引き続き、雨天時の比較写真です。
丸太の切り口です。
左の丸太は劣化が特に顕著で、劣化の進んでいる方を施工しています。
右の丸太は、一部表層木質の剥離が始まっています。 年輪とともに剥離しています。
これらは、吸水による要因がそうです。
明らかに、表面状態が違っています。
処理している丸太は、風合いを変えずに、指触しても木の質感を残しています。
いかにも塗ったというツルツルした感触はありません。
雨水水滴を弾いている様子がわかりますね。。。
木材の劣化対策、防藻、防カビは、結合水(木材内部に含む水分)が大きく起因しています。
また、木材の繊維質を傷めない劣化対策が必要です。
溶剤などで表面だけを固めても、根本的な劣化対策とはなりません。
木材の特性を知り、素材に見合った対策が大切ですね。
洗える外壁への改良。。。砂状仕上げ塗料
関西の有名私学の外壁の一部を洗える壁に改良しました。
その手法をご紹介します。
全国の学校特撰にも指定された校舎です。
窓の下部の面台に鳥糞や換気口からの油膜がこびり付いて劣悪な状態でした。
現状はジョリパッドという砂状のシックな外壁で、窓の面台部分だけ汚れが目立っていました。
砂状の外壁は洗浄により復元できないので 風合いを変えない無機塗料にて塗り替え、
着色塗料乾燥後、防汚クリアー(艶消し)にて表面改良し、さらに、完全無機の光触媒にて
セルフクリーニング効果を付与しました。
鳥糞や汚れは、光触媒効果により分解除去されます。
換気口からの油汚れなど著しい汚れが付いても、洗える壁に改良しているので、洗剤でも洗えます。
風合いを変えない、素材の改良手法です。。。
表面を指触しても、手垢が付かずに汚れにくい状態になっています。
外壁だけでなく、内壁の靴ゴム汚れ対策にも有効です。
過度のメンテナンスや清掃は、素材を損傷し、より困難な状況に陥ることが多いです。
早めの予防は、素材保護のほか、大きなメリットをもたらします。
今回の施工による汚染予防効果については次回にご紹介します。。。
施工の手順をご紹介します 》》》
窓面台の天端の状態。
砂状の凹凸が汚れをとどめて流れ難い状況をつくっています。
鳥糞や汚れを取り除き、清掃します。
洗浄により復元できないので、無機塗料により塗り替えます。
艶消しの無機質な仕上がりになり、周りと違和感無く仕上げます。
2回塗りにより仕上げます。
無機塗料 塗装完了の状況。
艶消しで、無機質な砂状仕上げに近い状態に仕上がっています。
この状態では以前と同様に汚れてしまいます。
●防汚クリアーの塗布
無機塗料乾燥後、防汚クリアーを塗布します。
1液タイプの特殊ポリマー樹脂(艶消し)を刷毛か専用パッドで塗り込みます。
防汚クリアー乾燥後、完全無機の光触媒を噴霧します。
二層構造により、接着強化層 + 分解層 がセルフクリーニング効果を増大します。
太陽光(紫外線)と反応して汚れを分解除去します。
下塗り 3回、 上塗り 3回 噴霧しています。
窓面台の施工後の様子です。
天端の施工後の状況。
汚れが付き難く、水洗い・洗剤洗い等のお掃除できる状態になっています。
過度のメンテナンス・清掃は、素材を傷めるうえ お掃除し難い状況をつくります。
劣化・汚染予防は、素材保護以上の多くのメリットを創出します。
カーポートの汚染対策。。。ポリカーボネート
立体看板のクリーニングと汚染対策。。。光触媒セルフクリーニング
大阪市内のテナントの立体看板を美装し、防汚処理しました。
FRP製に塗装を施した立体人物看板です。
箱型の上部看板内に雨水が入り込み錆汁となって流れ出し、看板を汚していました。
また、経年の汚れ・排気ガスにより真っ黒に汚染されていました。
素材に優しい洗浄液を配合し、フッ素加工により表面を調整。
仕上げは 完全無機光触媒にて、セルフクリーニング効果を付与しています。
光触媒反応により排気ガスなどの有機物の汚れを分解除去します。
太陽光の紫外線と触媒反応して発生するイオンが汚れを強力に分解します。
また、上部の箱型看板の錆び止め(防水型、 水性錆び止めクリアー)にて、パネルジョイントや錆部分に塗装処理をしています。
施工の様子をご紹介。。。
既存の塗装膜が劣化しているので、作業は難航しました。
錆は塗装膜の中に染み込んでしまい、とり難い状況でした。
二層コートにより、素材に強力に付着させます。
完全無機素材なので経年劣化が小さいです。
長期にわたり性能を保持します。
深夜 1:00 からの作業でした。
高所作業車を使用し、警備員(3名)を配置しています。 道路使用許可は取得済みです。
立体人物看板は、表面処理により汚れ難い状態になりました。
ビルの上階外壁の汚れも集めてしまうので、完璧な汚染防止とは言えませんが、
素材保護の観点から、多くを改善しています。
作業は困難な状況でしたが、かなり再現されたと考えています。。。
ノンワックス・フロアー・コーティング(店舗内装床)。。。長尺塩ビシート編
店舗の内装床、長尺塩ビシートの汚れ対策についてご紹介します。
改装工事に伴い、汚れる前に予防する防汚クリアーを施工しました。
ワックスが不要で、素材を劣化から守る、クリアーコーティングをいいます。
ノンワックス・フロアー・コーティング を施工することにより、日常清掃の軽減と定期メンテナンスコストを削減します。
ワックスを掛けた様な艶と輝きが出ます。
耐薬品性に富み、素材を汚れと磨耗から保護します。
ヒールマークや家具類の引きずりによるキズも付き難いのが特長です。
施工の様子をご紹介します 》》》
施工前の様子。
早めの予防は大きなメリットをもたらします。
床コーティングにともない、被塗装面をマスキング養生します。
油膜や汚れを拭き取ります。
イソプロピルアルコール、または、エタノールを使用しています。
コーティング剤を容器にとり、塗装の準備をします。
1液、 ワンコートタイプのコーティング剤です。
専用パッド(小)で隅の部分を先行してコーティングします。
たっぷりと、塗り残さないように塗布します。
引き続き、専用パッド(大)にて床全体をコーティングします。
塗り残さないように、たっぷりと塗布していきます。
床材の特長に合わせて、区切りよくコーティングします。
ムラなく、キレイにコーティングされています。
汚れや粉塵も付き難くなります。
水洗い、洗剤洗いもOKです。
劣化・汚染予防は、メンテナンスコストの削減と企業イメージの向上に寄与します。
































































