
秋の入場券を購入した。その為にはクレディットカードを使うしかなかった。それでいいのだが、ここ二か月ほど問題があった。購入する時の認証システムで、タブレットなどで承認を出すのが叶わなかった。理由が分からなかったので銀行のホットラインなどで時間をかけたが埒が明かなかった。方法として、新たにスマートフォーンや新しいタブレットも登録した。現在二種類の口座で三台の端末機をPCに加えて使っている。オンラインバンキングがなければスマートフォーンも必要がなかった。
車載の為に購入したのだが古いアンドロイドがいつまで使えるか分らず、流石に最近はアンドロイド7「ヌガー」ではYouTubeでさえ使えなくなっていたので、その反応速度以上に限界を感じていて、殆ど使えるアプリが無くなって来ていたのだ。そこで先ずは車載用のスマートフォーンを登録して、今回新アンドロイドを登録した。
そのことと承認システムの成否は直接は関わらなかったので、新たにもう一つの口座に新しい15「バクラヴァー」を登録した。その機能を試すためにダブルブッキングとなるが、ハムブルクとドレスデンの宿を探してみた。双方とも評価点数は低いのだが半額から三割ぐらい様なより劇場に近い物件を見つけた。試しに予約の為のカード認証をしたら上手く運んだ。それで異なるカードを使うことなく入場券を買える可能性が見えて来た。以前通りである。その差額だけで入場券が買える。
日本でも話題になっていたバムベルク交響楽団極東公演に帯同した記者の記事が載っていた。通常にはない訃報二つ囲み以外の全面記事である。ざっと目を通した。知らない人が台北から書いているので、特派員かも知らない。
日本の人が興味あるのはカツーンが日本で共演してということのようで、それに関しては「技術的に弾いていても個性がない」の一言であるが、コンサート入賞者ならその程度という共通認識を出るものではない。勿論我々の興味があるのはその普段は見慣れないような客層やその反応がそしてその興行の裏こそがこの文化記事の本旨でもある。
そこで最早日本ではそのようなエンタメ興行にしなければ商売にならない事。それに比較して韓国ではボンソリというお国の奏者が全身全霊で魅せるという朝鮮文化と日本のそれとの差異が綴られ、その後のより洋楽事始めの台湾の状況を綴る。
勿論、日本が熟成してそのような交響楽団演奏会が音楽芸術的な意味をあまり持たない一方、韓国では本公演の前に三回も三星による自己演奏会が開かれて関係者が集ったということだ。これは、嘗ての東芝などの冠演奏会から、韓国のそれ、そして台湾へとその洋楽事始めの歴史が示されている。
交響楽団の支配人から、日本だけツアーというのは考えられなくなり、こうしたポピュラーコンサートの形でしかありえないことが語られる。それでも今回チェコのフィルハーモニーに就任することになった指揮者のフルシャが語るには、ツアーで最高到達点に達したと、昨年私が批判したことに対して答えとしている。それが日本人特有の両手を上げて拍手するそれを導き出したフルシャ指揮バムベルク交響楽団の実力となる。
参照:
Asien liebt Alt-Europa, Robin Passon, FAZ vom 26.6.2025
シーズンオフの片付け 2025-07-08 | 雑感
深圳の道格が安く 2025-06-27 | 雑感
聴く機会がない交響楽団 2024-10-01 | 音








