ドイツ。
もう3か月続くロックダウン。
来月からは4ヶ月目に突入!
「さぞかし、感染者数が下がったことだろう。」
と思いきや、感染者数が上昇中!
専門家は、
「変異種の拡大が原因。」
と言ってます。
感染を抑えるコロナワクチンがあるのに、接種が遅々として進まないのも原因です。
最初の1か月に接種できたのは、2百万人弱。
2か月目はほぼ倍の400万人弱。
合計600万人弱です。
ドイツ国民の4.8%。
これでは焼け石に水。
日本は
「高齢者3600万人への接種を、2か月以内に終える。」
というミッドウエー作戦を立案。
ドイツの6倍。
絶対に無理。
それとも吹くか神風は?
アウグスブルクに住む友人、
「コロナワクチン接種センターの能力は、1000人/日しかない。」
と政府の失策を訴えています。
アウグスブルク市とその近郊の住民は、合計32万人。
あのドイツ人が、
「MAXで働く」
との仮定で単純計算しても、
32万 ÷ 1000人 = 320日
土日も働いた場合なので、ほぼ1年かかります。
なんという間抜けな、ワクチン接種計画。
まだ第二派の最中なのに、
「第三派到来か?」
と、懸念が浮上。
これで株があがわるわけもないっ!
コロナ第三派 &【米】長期金利上昇は株価の大敵なり!
今週はコロナに加えて、もうひとつ頭痛の種が追加。
【米】長期金利の上昇です。
かなり前からここでも言ってきましたけどね。
現実の物となりました。
10年物の国債の利率が、
一瞬、1、614%まで上昇。
長期金利上昇は、株価上昇の大敵。
ベルリンとミュンヘンくらい仲が悪い。
金利があがると、
「株に投資してリスクを冒すより、、。」
と、機関投資家がお金を株から国債に移すためです。
ナスダック
金利上昇で被害が一番大きかったのは、株価の上昇が一番顕著だったナスダック。
ほほ~。
3,5%の下落!
これだけ落ちるのは久しぶり。
名古屋で飲食店を経営している知人、
「緊急事態宣言で大赤字。株で儲けるしかないっ!」
と、今月、ナスダックに投資。
可哀そう。
追剝に投げ銭だわ。
だから、
「(新規投資は)修正が来るまで待ちましょう。」
って言ったのに、、。
日経
勿論、日経もとばっちりをくらいました。
おお~。
4桁落としたか!
日経で株を動かすのは、
- 外国人投資家
- 日銀
だと言われてます。
外国人投資家が米国での長期金利上昇を嫌って、金を引き上げる。
火消し役で日銀がまたETF買いをするも、焼け石に水。
一気に落ちると、ストップロスの自動オーダーが発動して、さらに落下するためです。
足元をすくわれた方、ご愁傷様。
DAX
ドイツの株式インデックス DAX 今週も下げました。
3週間連続っす。
でも、ナスダック、ダウ、日経に比べたら、被害は限定的。
ナスダック、ダウ、日経と違い、高騰していなかったのが幸いした?
航空会社 easy jet 復活ラリー
英国で、
「ロックダウンを3月から徐々に解除する。」
とのニュースに、英国民が旅行代理店 & 航空会社に殺到!
航空会社は5倍の予約を記録。
英国の格安航空会社 Easy Jet の株価は、一気に上昇!
欧州最大の航空会社 ルフトハンザ 復活ラリー
欧州最大の航空会社、ルフトハンザにも、
「おこぼれ」
が。
これまでの抵抗線、11ユーロを飛び越えて、加速!
一気に12,47ユーロまで上昇。
私が去年の夏、
「絶対に損をしない投資」
と称して買ったときの株価が、7.2ユーロ。
利益が1万ユーロを超えたので、
「売ってもいいかな。」
領域に突入。
どこで売るか、これは株を買うより難しい。
世界最大の旅行会社 TUI 復活ラリー
コロナ禍でどん底に落ちた世界最大の旅行会社 TUI。
英国でのロックダウン解除報道の後、
「夏の予約が500倍になった。」
と声明を出すと、
参照 : NTV
株価が急上昇。
先々週は3ユーロ。
先週はまだ4ユーロだったのに、もう5.2ユーロ!!
3月1日より、ドイツではバーバー(理髪店)が、数カ月ぶりに営業再開。
「月末まで予約で一杯!」
と、理髪店経営者。
まさかロックダウンが末まで続くわけじゃない。
いつかドロックダウンが解除され、
「どうそお好きなように休暇を!」
となれば、ドイツ人が旅行代理店に殺到する事間違いなし!
その勢いを利用すれば、コロナ前の8ユーロも夢じゃない!
ドイツ銀行 株価躍進中!
金利が上昇して儲かるのは、国債を売る銀行。
日本人ブロガーから
「ドイツ銀行は破綻した。」
と死刑宣告されたにもかかわず、ドイツ銀行株、この2週間、毎日上昇。
今月初めは、8.5ユーロだったのに、今、10.58ユーロ。
これまで10ユーロの壁で、4~5回跳ね返ってました。
今回この壁を突破すると、急上昇!
11ユーロ高地は、このまま勢いで席巻だ!
買値は14ユーロ+。
なにせ、最初に買ったのはリーマンショック前。
当時の買値は98ユーロ!!
今年中に黒字になると嬉しいな~。
コメルツ銀行 こっそり株価回復中!
大赤字を出したコメルツ銀行、ドイツ銀行の陰で、
「こっそり」
株価、回復中。
チャート中、大きく下げているのが、銀行が改革案を発表した日です。
「このまま紙屑になるんじゃないか?」
との不安をよそに、亀のようにのろのろと上昇中。
黒字まであと80セント!
世界最大の再保険会社 Münchener Rück
世界最大の再保険会社、Münchener Rück 、2020年の業績を発表。
コロナ禍で東京オリンピック、サッカーのヨーロッパカップ延長で被害総額は30億ユーロに!!
でも12億ユーロの黒字で2020を終えました。
ライバルのスイス再保険会社は、年間決算が赤字。
これに比べれな、マシなほう。
「2021年度は28億ユーロの利益を目指す。」
と発表。
参照 : Münchener Rück
それよりも、
「配当金は減らさない。」
と声明を出したのが、株価を押し上げました。
9,8ユーロ/株、払ってくれます。
過去一度も配当金を削ったことがない配当金の優良銘柄。
小銭が余ったら、私はここにお金をプール。
保険銘柄は、景気に関係なく利益が出る業界。
医療株も景気に関係ないですが、配当金は雀の涙。
金(きん)買っても配当金は出ないので、私は保険株、あるいはテレコム株にお金をプール。
株価の乱高下に備えて、
「安全株」
を持ち株に加えておくと、安心ですよ。
「でも東京オリンピックがドタキャンになったら?」
と心配な方、ご安心あれ。
「疫病は保険の対象から外した。」
そうです。
なので、ドタキャンになっても、被害なし。
配当金の真珠 Freenet
配当金を狙うなら、テレコム関連の銘柄 "Freenet"は外せません。
配当金の真珠 "Dividendenperle"と呼ばれています。
今、株価は18ユーロです。
配当金、幾らだと思います?
2020年度分はなんど1.65ユーロ。
昨日のコースで換算しても9%の高配当。
今日はさらに株価落ちてるので、配当利回り10%も夢じゃない!
配当金収集家には、外せない銘柄です。
配当金銘柄を持ってると、
「日経4%下落?ふ~ん。」
と、気にもなりません。
オフィス不動産金融 Aareal Bank
配当金の話がでると、無視できないのが不動産金融の Aareal Bank。
オフィスビルなどの建設に金融支援をしている銀行です。
コロナ禍で株価、ガックリ行きました。
以来、回復していません。
「ホームオフィスの普及で、オフィス需要が減るのでは?」
との懸念が原因。
実は私もかって、3年間、株主やってました。
24ユーロで買って、42ユーロで売却。
おいしかった~。
この前まで19ユーロでしたが、
「2020年度の配当金は、1.50ユーロ払う。」
と言った途端、急上昇。
今の株価で計算しても、ほぼ7%のリターン。
ただ業績の急速な改善は見込めない。
3年くらい配当金もらいながら、待てる人向きの銘柄です。
ドイツの達人のmy Pick