家財保険 東京海上日動 Total Assist vs. 三井住友海上 リビング FIT | 【雨にも負けず】個人投資家奮闘記

【雨にも負けず】個人投資家奮闘記

コロナの余波で、収入が突然ゼロに!
新しい収入源の開拓を余儀なくされ、選んだ仕事が投資。
果たして投資で生活費が稼げるのか?

 

自宅に帰ると消防車が。まさか我が家から出火?

 

日本でアパート/マンションを借りると、
「安心サポートサービス」
「抗菌措置」
「鍵の交換費用」
「家賃保険」
という余計な費用に加えて、火災保険まで強制加入。

 

唯一、意味があるのは火災保険。
でも強制加入させられるのが納得できない。

 

 

今回初めて使用したUR 都市機構

参照元 : UR

 

「やっぱり火災保険も強制加入かな?」
と覚悟してたら、
「任意です。」
と言われて、パンフレットだけもらってきちゃいました!

 

火災時の盲点 類焼補償

 

知ってました?
お隣で火事があり、我が家が類焼しても補償されないって?

 

日本の奇妙な民法(失火法)に、
「故意や重過失でない限り、火元は法律上損害賠償責任を負わない。」
って規定されているんです!

 

なんじゃそれ~。

モジリアーニの絵を持ってるわけじゃないが、家財が焼けたら困っちゃう!

 

自分の家財は自分で補償しなきゃダメなんですね。
URでアパートを借りてお金を節約できたので、火災保険に加入します!

火災保険、それとも 家財保険 ?

てっきり火災保険だと思っていたんですが、URでもらったパンフレットには家財保険とありました。

 

ドイツでも同様の保険を
"Hausratversicherung"
と言います。

 

和訳も家財保険の方が正しいので、以降は家財保険という言葉を使用します。

 

ドイツの家財保険と日本の家財保険、内容がかなり異なります。

まずドイツ版では、保険額は自分では決めれません。

住んでいるアパートの広さで決まります。

 

勿論、高級アパートにお住いの場合は、それ相応の特約保険もあります。
一般 People用の家財保険では、補償額はアパートの広さで決まります。

 

日本では補償額を選べるのが大きな違い。

 

もうひとつの大きな違いは地震保険。

別の言い方をすれば、地震による被害は家財保険に含まれません。
別途、加入の必要あり。

 

ドイツには地震ないので、地震保険なんてない。

 

そしてドイツでは個人賠償責任保険と家財保険は別々。
日本では一緒になってる!

家財保険 東京海上日動 Total Assist

URでもらったパンフレットに載ってる保険は2つ。

まずは東京海上の"Total Assist"から。

参照元 : 東京海上日動

 

保険金額を200万、300万、500万と選べます。
帰国で家財を新調したけど、300万円もかかってない!
家財補償額は最低の200万円でも十分ちゃう?

 

日本の家財保険、水漏れにも効くんですね~。
東京海上日動の個人賠償保険の得点は、海外でも効くこと!
これはいいね!

 

さらには二酸化炭素排出削減を目指す自転車派に嬉しい、自転車での事故も補償!

 

体は頑丈なので壊れないが、相手はそうじゃない。
ケガをさせたら、これで相手の慰謝料が払えます。

もうひとつ。

 

ドイツの家財保険ではガラスの破損は利きません。

ガラス保険に加入しなくてはなりません。

 

これが年間60~70ユーロと高い。

でも二重ガラス、三重ガラスが当たり前のドイツでは、ガラスが割れると100ユーロじゃ済みません。
でかいガラスだと1000ユーロ超え!

 

日本のでは窓ガラスも補償。
これはうれしい。

 

最後に火事を起こした際の補償(おこしませんよ)。
まず類焼した際の補償は含まれていません。
上述の日本の失火法のため。

 

そこで保険に含まれているのは大家への賠償のみ。
これが1000万円。
これで足りる?
ちと心配。

家財保険 三井住友海上 リビング FIT

URでもらったパンフレットに載ってたもうひとつが、三井住友海上 リビング FIT

参照元 : 三井住友海上

 

補償内容は東京海上日動とよく似てる。
なのに保険金額が4割も高い!

 

これは東京海上日動がお得なのではなく、三井住友海上の方が補償範囲が広いから!

 

まずは大家への補償額が1500万円と1.5倍です。

続いて盗難保険では現金まで補償!
ドイツでもまず現金は保証されません。

 

最後に保険を使っても自己負担金なし。
東京海上日動のパンフレットでは、5000円の自己負担金の契約例が載ってました。

 

自己負担金有りにすると、保険の悪用が防げるので、保険金が安くなるんですよ!

そうそう、リビング FITの個人賠償責任の保証は国内のみ。
それから自転車事故の補償も含まれず。

どっちを選ぶ?

どちらも一長一短あるので、2週間くらい悩みました。
今回契約するこにしたのは、東京海上の"Total Assist"です。

 

個人賠償責任保険が海外でも効き、自転車事故も補償しているが決め手に。
というのも自転車を買った後、自転車の自賠責保険に加入。
これが保険料6500円。

これが節約できちゃうので、こちらにしました。

 

自転車の自賠責を節約できる分、家財保険は300万円まで。
5000円の自己負担を付けると、保険料は6450円で、と~ってもお得。

 

自転車の自賠責よりも安いぞ!

 

地震保険不要説

 

地震保険には入ってません。
というのも、地震でテレビやパソコンが落ちて壊れても、(大方)補償されないから。

 

さらに地震で保証金額を100%もらうには、アパートが50%以上倒壊する必要があります。

 

言っちゃ悪いが、建物が50%も倒壊したら死んでるよ。

死んだら保険金の請求もできないっす。
なので不要。

 

皆まで言えば水害も5階なので不要。
海から10km離れてる名古屋の中心部まで、12mもの津波が来るとは想定し難い。

 

もし来ても、その前にアパート倒壊で死んでるし~。

 

 

日本の家財保険は、まずはお隣から出火したさいに、自分の家財、財産を守る物。

又、盗難(物損)にも効くし、日本では個人賠償保険込み。
それに保険料が安い!

是非、加入しておきましょう。