文庫本の装丁が、子供向けですよねー。

アニメとして、映画化されたようなので仕方ないのかな。


でも、内容は侮れないですよ。

かなり楽しい小説でした。


不登校の子供が、今はとても多いようですね。

子供同士の諍い、小さな世界なりの派閥、そして派閥同士の争い、教師との不和、信頼の無さ。

今の子供達は大変ですね。


厳しい状況、過酷な環境にいる子供達には、とても有効なカンフル剤になるのかも。

自分の中に、もう一つ別の世界を持てたら。

現実逃避ではなく、現実に向かう勇気が、少しだけ貰えるかもしれませんね。