私が、彼女、彼等にできることはなんだろうと

もちろん、ピアノのレッスンなのですが

それぞれの個性を感じとり、悩み、時には、行き詰まりを感じることもあります。
どうすればいいのだろう。。。
何も伝えられない自分。。。
でも、その悩み、考え続けている私に、ある日、突然やってくる喜びもあります

実は、ちゃんと感じ取ってくれているのですね。
そのときがくると、みえる形で、変化があらわれてくる

最近感じていることが、表情のない生徒が増えていること

泣くことも、笑うことも、視点もふわっとしていて定まらない

楽しいことは?
きれいだなぁって思うのは?
怒ったことは?
…
みんな、実際にわかってもらえなかった感情です

それも、ある生徒がというのではなく、普通に「わからない」と返事がかえってくるのです

また、逆に、感情を抑えられず、ストレートに、ものすごいパワーで訴えてくる生徒も。
そんななか、どちらの気持ちも、私には理解できないので、私は、お願いしています。
「その気持ちを教えて」と。
表現してくれないと、わからないから

でも、本当に表現してくれるまでには、時間のかかる生徒も。
そして、私には、表現してもらえなかったなと思うことも…
でも、結果ではなく、何か気持ちを伝え続けようとすること。
その気持ちが続く限り、私は、この仕事をしているような気がする

やっぱり、生徒の笑顔がみたいから
