がテーマにとりあげられていて、思い出した言葉がある

保護者ではなく、まわりからの何気ない一言
「ピアノの先生って、座っているだけでお金もらえていいよね」
言った本人には、悪気がないのはわかっているけれど、かなり痛かった

ピアノを教えるということは、技術的なことだけではない。
地道な練習を続けないと、上達しないので、メンタル面によりそうことも必要。
そのエネルギーは、ただ座っているだけとは大違いなのです。
そして、レッスン以外の部分で、費やす時間の多さ。
これは、先生によって、個人差があるかもしれませんが…
でもね、それは、私も含めて、その人それぞれのピアノ講師はこういう職業という価値観、思い込みなんです

私は私

生徒に、私の今できる、精一杯のレッスンをする

そして、そのレッスンを受けたいと、いらしてくれる生徒がいる

それで、私らしいピアノ講師という職業が成り立っているのだと思うのです。
保護者の皆様や、周りからの声。
様々な声に、時には喜び、時には傷つきます。
でも、そのひとつひとつを、客観的に観察してみると、いろいろな気付きがあり、自分を高めてくれていると、私は感じています

そのときの感情、そして気づきは、後には、大切な宝物になっていると思うのです
