あれから2年
時は、どんどん過ぎていき、毎日を当たり前のように過ごしている
でも、あのとき以来、いつ、何があるかわからないという不安がよぎったり、逆に、どんなことがあっても、時は進み、生きている限りは、人生が刻まれていくのだなとも思う
どんな人生が刻まれていくのかは、自分の行動で決まるのだから、後悔はしたくない
そう思うと、悩んだり、落ち込んだり、いらっとしても、その状態を、長くしないように、考える
それでも、私は、あれ以来毎日を大切に過ごしていますとか、復興に役立つようがんばって何かしています
とか、いえるようなことを何もしていないし、現場に行って、生の声を聞いたり、見たりするべきだと思っても勇気がない
何もできない自分に対面する勇気がない
その無力感を、和らげるためなのかな
ずっと続けている100円玉貯金
NPO団体に寄付してきたけれど、ここで、ちょっと迷っている。
このお金を、寄付するよりも、今の現地の状況を見に行くことに使うというのも必要かなって
でも、いまのところ一人で行くだけのパワーはない
今日を迎えて、まだまだどっかに無力感がひっかかったままの、私のような人間もいるのかな
そう、それでも時は過ぎて行くのです