毎年このくらいの時期から、音楽教室の発表会に向けて、曲決めが始まります
中高生は、忙しい生徒が多いので、ぼつぼつ練習を始めないと暗譜まで仕上がらなかったりします
逆に、幼稚園、小学校低学年位の生徒は、飽きてしまうので、10月初めぐらいに決めたりもします。
なんだか、いつまでたっても楽譜とのにらめっこです
この、発表会の曲決め、私が選曲して、「これを弾きましょう!」といってしまえば簡単なのですが
私の場合、この時期が生徒とのラポールの確認のためのポイントになっています
生徒が弾きたい曲を、確認し、それに基づいて選曲、数曲あるなかから本人に選んでもらうのですが、1回で決まらないこともしばしば
この繰り返しをしていると、生徒は、自分で曲を選ぶことをできるようになってきます。
よく、何を弾きたいか聞いても、「わからない」といいます
でも、ある生徒は
「ジプリの曲!」
「ディズニーの曲!」
「元気のいい曲」
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「弾きやすくてかっこいい曲!」
「ちょっと暗くて速い曲」
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かなり、難題になってきますが
一人一人の要望に応えるべくがんばります。
そうやって選んだ曲ですから、がんばって弾いてくれます。
それとともに、その後のレッスンの進め方も、微妙に変化したりします。
1年に1回、生徒との関係、レッスン内容、そして環境について再確認する大事な時間です