レッスンに来た生徒と、楽譜を準備したりしている間に、雑談をすることがよくあるのですが、そういう時、結構足を組んでしまったり、姿勢が悪くなっていたりします
でも、レッスンに入るときは、もちろん姿勢を正します
すると、生徒の背中も伸びたりするんですよ
姿勢をよくして
なんて言わなくていい。
私は、よく、リズムをとるのに、生徒の背中をたたいたり、ペダルをふむタイミングを教えるのに、足をふんだり(もちろん靴は脱いで、踏む前にお断りをしますよ)
腕の脱力をわかってもらうために、弾いている私自身の腕を持ち上げてもらったり、生徒の手の上から弾いたりもします
生徒によっては、かなりびっくりしますよね
でも、あきらかに上達します
但し、誰にやってもいいかというと、そうでもなくて、そこにはラポール(信頼関係)が必要です
そして、そうされることを、嫌だと思っていないということが大切です。
とくに、敏感な感覚を持っている生徒には、触る前に、触ってもいいか
何をしようとしているのか
その意図は
きちんと説明し、了解を得てからやります
そのうちに、前置きなくても、当たり前のように受け入れてくれる
そうなってくると、こちらの言いたいことも、自然と伝わっていくようになってきます
片手練習の時に、姿勢をスッとよくして、隣で弾いてあげようとすると、姿勢がよくなる生徒の姿をみて、応援したくなります