久しぶりに、レッスンの中での出来事
演奏を聴いていると、その時の生徒の気持ちがそのまま感じ取れるときがあります
先日のレッスンでは、明らかに気持ちの入っていない雑な音
その曲の題名は「小人のメヌエット」
生徒とイメージを話し、先週、小人が歌っているように弾こうね
ということになっていた。
「ちゃんと小人が歌っているように弾いたもん」
私「そうだね、○○ちゃんはそう弾いたんだよね。でも、人によって感じ方は違うから、私にはそう感じられなかったみたい私も小人が歌っているように感じたいんだけど、どうしたらかんじられるかな
」
むっとしてたのに、ふと考えて、「心をこめて弾いたらいいと思う」
こちらは、どう理解しているのかわからなかったけれど、少しでも変化していたら褒めてあげようと思っていました
「じゃあ、心を込めて聴かせてくれる」
「うん」
笑顔で弾いてくれたその曲は、私の想像以上に素敵な演奏でした
心から、「よかったよ~」と言ってあげられました
うれしかった
最高の瞬間です