仕事を始めて2,3年は、とにかく一生懸命でした
3歳の生徒相手に、話は通じない座って、ピアノを弾くなんてとても無理
かと思えば、小学生でも、椅子から降りて床で、「もらえないと、おかあさんに怒られる
」と足をバタバタ
ピアノを教えるのがこんなに大変とは思ってもいませんでした
この業界では、マニュアルがあるわけではないですし、やり方を教えてくれる人もいません。
幸い、音楽教室ですから、ほかの先生に相談してアドバイスしていただくことはできましたから、そこから、自分なりにいろいろ工夫して、やっていくうちに、なんとか結果がでてくるようになってきました。
少し、余裕が出てくると、気になる生徒がちらほら
明るい子だけれども、なんか、無理に笑っているような気がしたり、何か話したそうな顔をしているのに、下を向いて黙ったままの子がいたり、ものすごく甘えてくる子がいたり…。
このあたりから、ピアノの技術を教えるのではなく、気持ちを開放してレッスンをうけてほしいと感じるようになってきたのだと思います。
生徒が答えなければならない質問を心がけ、答えられない生徒には、表情を見て、困ってるときは、助け船をだしたり、集中してなければ、目を見てもう1度質問してみたり
そのせいか、引き継いだ生徒は、戸惑う子が多かったのですが、私の担当の生徒は、あたりまえのように答えてくれるようになりました
そんな中、自分なりの形はできてきたのですが、なんだか足りない…。次第にマンネリ化している…。etc
今度は、少しずつ不安が募ってくるようになりました