松山市清水町
ブルームピアノアカデミー
津守美佳です。
将来の音楽性のカギを握るプレ期〜どの曲にもお話があって一つの物語のように考えて弾きます。
Sちゃん。
曲に感情移入しすぎて
弾きながら涙が出てしまう、、
いつも、「曲の中に物語を感じて弾ける」
そんな体質になっています。
昨日、小学1年生になったSちゃん。
前回のブログで、「小さい歌」を涙しながら弾いている動画を載せましたが、
これにはもっと大きなストーリーがあったんです^ ^
バイエルの最後のページに載っている
「新しいお人形」〜チャイコフスキー
実はこの曲を、「ウキウキする」感じではなく
少し「悲しい雰囲気」で弾いて来たSちゃん。
ん⁇
長調の曲だけど、どうして⁇
と聞いてみると、、、
「曲のことを調べる」が当たり前に育っているSちゃんは、同じくチャイコフスキーの
「病気のお人形」
「人形のお葬式」
という曲があるのを知りました。
その同じタイミングで練習を始めた
「小さい歌」〜カバレフスキー
自然とSちゃんの中で、
4曲通しでの大きなストーリーが出来上がったようです!
だから^ ^
「新しいお人形」に
亡くなったお人形さんを思い出す
切ない雰囲気をまとわせたし、
↓
「小さい歌」は、Sちゃんの中で
「亡くなったお人形へのお祈りの曲」
と、、なったのでした(^^)
こう聞くと、なるほど。
涙の訳も分かりますね(笑)
曲を自分なりに理解しようと
自分ごとと捉えて、取り組むことができる。
この姿勢は、
この年齢のお子さんにとって、最も素晴らしいことですね。
この姿勢はどうやったら育つのでしょう⁇
事実、
Sちゃんだけではありません。
教室ではたくさんの生徒が、
「曲を自分ごとと感じて」
「物語を感じて」
「色んな音色に感動しながら」
弾いてくれるのです。
昨日来てくれたS君も
なぜ、こんな生徒が
たくさんたくさん、育つのでしょう??
それは、もちろん
2-3歳からのプレ期の指導の中に秘訣があるのです。
実は、一つ一つは小さなタネ。
決して高度な事ではありません。
それを手を抜かないで、
しっかりと実践すれば良いだけ^^
小さなタネが、、、大きく!!育っていきます。
Sちゃんも、S君も、2-3歳の間にこの「小さなタネ」でたくさんたくさん!
夢中になって♡
レッスンしました。
ホントに、、、
やり尽くしました!
そこには、
「脳の発達」もしっかりと絡んでいます。
発達が絡んでいるから「こそ」 こんなにたくさんの生徒たちが
そのように育つ「仕組み」となっているのです^^
さて!
Sちゃんも昨日がレッスンでした^ ^
いつも通りたくさんたくさんの曲を、
もちろん「書き込みいっぱい!」で
たくさん工夫して弾いて来てくれていました。
昨日は新しい本を4冊もプラスして、るんるんです♪
ハノンはどっちにする⁇
と聞くと
「うーん、そうだね、、
わたし、指が強くなりたいから、、、こっち!」
と「分厚い方」を選んでくれました(笑)
レッスンはいつも
笑い声がいっぱい♡
昨日も笑い転げていたSちゃんです(笑笑)
楽しかったね!!
また次回〜^ ^