【お花の基礎講座】秋から始めるフラワーアレンジメント
2年半ぶりの生花レッスン再開にむけて
生花のことを少しだけおさらいしています。
--------------------------------
今日は
「茎は飾る直前に斜めに切る」です。
--------------------------------
もう生花の生徒さんたちはご存知の通りです。
花を飾る際は
・花は飾る直前で茎をカットする
・茎は基本的には斜めにカット(例外あり)
です。
-------------------------------------------
花は飾る直前で茎をカットする
-------------------------------------------
花を花瓶に生けたり、吸水性スポンジにアレンジする際
入れる直前(スポンジに挿す直前)でカットするようにします。
もし、カットしてしまって少し放置していた場合は
またアレンジの直前でカットし直すようにしましょう。
茎はカットすると乾き始めます。
乾き始めると水を吸い上げる力が弱まっていきます。
そのため、直前でカットする
ことをお勧めします。
一番いいのはよくほら目にするじゃないですか
お水の中で茎をカットする。
あれが一番茎にはいいのですが
面倒だったりしますし、レッスン中はそうもいっていられない。。。
なので直前でカット。カットしたら数秒以内にアレンジ。
という方法をとるようにしましょう。
※花の水替えの度にも切り戻して(カット)いれましょう。これはまた後日
-------------------------------------------
茎は基本的には斜めにカット(例外あり)
-------------------------------------------
花の茎は基本的に斜めにカットするようにしましょう。
斜めにカットすることで、まっすぐにカットするよりも茎の面積が広くなり
花が水を吸い上げやすくなります。
ただ、例外もありまして
以下の花はまっすぐにカットする。
と思ってください
・ガーベラ
・カラー
(この2種類はお水は少な目)
他、中が空洞で柔らかい茎のもの花
------------------------------------------------
また、花ではありませんが
花束を組んで保水する際は
・花の量が少ない場合は斜めにカット
・花の量がある程度あったらまっすぐにカット
がいいと私は思っています。
花の量がある程度ある場合、斜めですと茎が鋭角になって吸水している袋などを破いてしまう場合があるからです。
ただ、それらをお水に飾る際は斜めにカットする。です。
花屋さんなどでは保水をゼリーで処理してくれる場合は
斜めになっていることが多いのでは?と思うのですが
あれは袋がしっかりしているためです。
私たちが手に入れられる範囲のもので花束を作る場合は
こんなかんじがいいのかなと
----------------------------------------------
あくまでこれは私の考え方で他のフローリストや先生方は別の考え方の方もいらっしゃると思います。
そのためもし花を習っている方がこのブログを見た場合は
その先生の指示に従うようにしてください。
一番大事なのは
花を思う気持ちを働かせることとなんだと思います。
それぞれが花にとって最善だと思うことをする
ということが大事なんだと思いますし
自分が試してみて良い方法を選択すればいいことなんだと思います。
***********お花の基礎講座**************
・切り花用ハサミについて
・花の茎のカットについて
***********************************
東京 自由ヶ丘駅 徒歩1分(奥沢徒歩7分)
フラワーアレンジスクール
(プリザーブド・アーティフィシャル・生花)
Bouquet Doux 川守由利子
ランキングに参加しております。 ↓いつもポチっとありがとうございます。
ブログは自動更新しています。
【掲載中】
花時間30周年記念号
ムスカリとパンジーを担当しています。
■著者本
100均と花で手作りを楽しむ66のアイディアを掲載した本
雑誌花時間特別編集「プチプラ花コーデ」
KADOKAWAより発売中
*雑誌 花時間公認ブログ*
プチプラ雑貨とかわいいお花を作り方付きでアップ♪
小さな花飾りやフラワークラフトのご参考になれば幸いです。