今日は少しだけプライベートな?
最近の私の心境です。
父が亡くなって半年以上すぎました。今日は月命日です。
最近はもう泣くこともなくなってきて
ようやく少しずつですが前を向けるようになった気がします。
あ、泣くことが少なくなる時がくるんだと
「時間が経つ」ということに感謝しました。
亡くなって少しの頃は
どうやって生きていったらいいのかわからなくなることもあり
その中で花に対しても心も動かなくなり
花に対してということは
私の場合は仕事に対してということになります。
これって結構人生を変えてしまうことだなあと、ちょっと冷静に思ってみたり。
でもそんなときに
心にひっかかることがあって
父の病気がわかって、望みがないとわかった頃
ある生徒さんに
ちょっと正確な言葉は忘れたのですが
”先生のお陰で花ができて楽しい”
というようなことを仰ってもらったことがあって
この時の言葉がずっと花と私を繋ぎとめてくれていたように思います。
でもなかなか心が前を向けなくて
ある日ふと何かで辛い時は現実逃避すればいい。
みたいな言葉が入ってきまして。
現実逃避していいのか。。。となり
自分は今、辛かった。と、気づいたんです。
実際にはそんなに現実逃避はしていないと思うのですが、自分を甘やかしてみようと思えるようになり、
ずいぶん
心が軽くなりました。
そんなこんなで過ごしていたら
少しずつ生花の仕事が増えてきまして
あるお花のご注文のときに
お客様に
”先生に作ってもらえるなんてスペシャルですね”
なんて、逆にスペシャルな言葉をいただいたんです。
すごくびっくりしまして・・・
そんな価値があった?!
と、思ったのですが、素直にうれしかったですし
私がやりたかった仕事は大きな仕事ではなく、お一人、お一人からのこういう嬉しい言葉を
ダイレクトに聞けることだったということを思い出しました。
誰かのお役に立てることって
こんなにうれしいことはないんですね。
誰かの言葉にたくさん救われ
時間が経つことにも、それからつらい時は現実逃避していいんだと自分を許してあげて
晴れなかった心にもちゃんと晴れる日がきて
いつかまた父に会えたときに
頑張ったね。と、言ってもらえるようにしていこうと
少し
前を向けるようになった気がします。
今、暗闇にいるようなお気持ちの方にもいつか少しずつ、心が晴れる日がきますように。
無理に元気になろう、頑張ろう、と、しなくてもきっと大丈夫なんだと思います。
いつかその時がやってきますように。
たわいもない話を長々お読みくださりありがとうございます。
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