『週刊読書人』の年末恒例企画に寄稿し、三冊を挙げさせていただきました。
他の方が何を挙げられたのか。『図書新聞』の同種企画とともに年末の楽しみです。
いずれウェブ上に掲載されるでしょうが、お手に取って頂けると嬉しいです。
毎年思うのですが、「執筆者一覧」の名前の後の( )の部分が、職業名だったり、役職名だったり、分野だったりとバラバラなところが、それぞれのアイデンティティにも関わるようで、良いですよね。
無理に統一せずに、このまま続けて頂けたらなと思います。
追記
(旧ブログの頃から、こちらの方を楽しみにしてくださっているかたが、ごく一部にいらっしゃるようですので、細々と続けます。)
この頃、また平岩英子の歌声に耳を傾けています。
本当に素敵なアーティストでしたよね。
2001年のライヴ映像で「sketch」という絶品を聴かせてくれたのですが、
ほどなく音楽活動から退いてしまわれました。
これから、だったのに…
透明であたたかい声
シンプルでありながら何度聴いても飽きない歌詞と曲
そして、クリアなあのピアノの音色(継続的にクラシック音楽に取り組まれたことが、すぐに分かります)
今でも「sketch」が一番好きです。
真夜中に聴くと、菊地成孔のソプラノサックスが胸に沁みて、息が詰まるくらいです。
追記の追記。
菊地さん関連でもうひとつ、思い出しました。
昨年発売された、Final Spank Happy『mint exorcist』のなかの一曲。
「tO→Kio」
けもののカヴァーなのですが、なんですかこれは!
小田さんの歌声も、菊地さんの歌詞とアレンジも、トオイダイスケさん(ライヴで彼のベースに接したことがあります。それはもう見事でした)の曲も、何もかも素晴らしすぎます。
これまで聴いた曲のなかで、最も「銀座の街」を感じたかもしれません。