ディストーション、でなくファズ! | 新津章夫 Official Blog 《迷宮の森》

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謎に満ちた迷宮のギタリスト、新津章夫のオフィシャル・ブログ。迷宮の森 《Forest in maze》

 エレキギターの音を歪ませること。これはロックの基本ですが、エフェクターが生まれるまでは、アンプをフルボリュームすることでしか得られなかった効果です。


 その昔、グレコのギターを買うと故・成毛滋さんの「ロックメソッド」というカセットが付いてきましたが、その中でジミー・ペイジやクラプトンなど、いろいろなギタリストの音を再現してみせるのですが、「『移民の歌』のリフは、マーシャルのアンプのボリュームを最大に…」みたいな解説が多くて、「そんなことできるわけないだろう! そもそもアマチュアがマーシャルを持っているわけがねーだろう!」みたいなことは、当時のギター少年は必ず経験したものです。


 そんな時代にギターを始めた新津章夫が最初に手にしたエフェクターは、ハニー(Honey というメーカーが作っていたファズです。


ファズ。


 ディストーションとかオーバードライブでなく、ファズ。ちなみに、HoneyはGSのジャガーズやタイガースも愛用した、当時としては珍しいリッケンバッカーのコピーを作っていたメーカーです。


 ファズは、当時としては貴重な、歪み系の音を得られるエフェクターでした。高音を強調したタイプと曇らせた音との2タイプの音質の切り替えが付いておりました。


 その後、MAXONやRoland、BOSSなどのオーバードライブやディストーションも手にしましたが、古いのでノイズが多いことをのぞけば、このHoneyのファズを気に入って使っておりました。「I・O」の「未来永劫」や「コズミックトレイン」の中でもいくつかのパートでその音が聴かれます。


PS/下記サイトにて「Companion FY-6」として紹介されているのが該当のファズです。


http://www.geocities.jp/a104gs/effector.html