アナログ盤でいうところのB面の1曲目です。しかし、アナログ盤にはA面、B面(盤の表裏)てあって、曲順を組むにも制作サイドには楽しみがありましたよね。懐古趣味でなしに、そういうものが失われたのは寂しいです。
さて、何度か書いてきたことですが、「I・O」は、アルバム制作以前にデモテープの時点でほとんどの楽曲が完成しておりました。全8曲の中でデモテープなしにぶっつけ本番? で作られたのは、「オレンジ・パラドックス」「迷宮の森」、そして、この「ブラック・ホール(Black Hole)」です。
この曲の最大の特徴は、新津章夫曰く「最大8倍速」の倍速ギターにあります。シンバル音を加工したかと思えるような出だしのシャーンと響き音もギターです。ベース音にはオクターブボックスを使用しています。
別のの機会に詳しく書きますが、ここで使用しているマエストロ社のオクターブボックスのベース音はとても独特で倍音の少ないのが特徴です。まるでオルガンのようなベース音になります。
この曲の見せ場(?)は最後の部分。コンピュータの電子音にも似た、やはり8倍速ギターでのリフ。そして、上昇していく音群…。これ、どうやって作っているか、わかりますか? アナログ人間でないと絶対にわからないでしょうね? わかった人には、抽選で新津章夫記念グッズをさしあげます。新津章夫マニアの皆さん、ふるってご応募を!
なお、この曲はマイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」(映画「エクソシスト」のテーマ曲)ともよく並べ評されておりました。