シーザー流 しつけの基本② | おるすばんくらぶ さとゆかのブログ 日本ペットシッターサービス練馬店

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だいぶ間が空いてしまいました。。。

なかなか時間が取れなくて、後回しになってます、すません!!

書くのに2時間くらいかかっちゃうんだもの!


という事で、シーザー流 しつけの基本②

今回は、「注意のしかた」を書こうと思います。



【注意の仕方とエネルギー】

「注意のしかた」、つまり、どうやれば人間の指示が犬に伝わるか、を書いてみようと思います。


★犬はこちらの考えを読んでいる

まだ小学生だった頃、私は親に「犬にはこっちの気持ちはわからないよ」と言われた事があったのですが、

それは違います!

人間ほど細かく気持ちを理解する事はできないけど、大体は察しています。


じゃあ、どうやって察しているのかというと。。。

犬はその人の「エネルギー」を見て今その人はどんな気持ちでどんな立場か察しています。


それは、テレパシーとか、そういう不可思議なものの事ではないんです。

より親しみやすい日本語にするなら、その人のかもし出す「雰囲気」という感じだと思います。



★雰囲気(エネルギー)って?

シーザーの本から引用すると、学校でいじめっこがいじめられっこにケンカを売った瞬間に、

教室全体に「ヤバイ雰囲気」がさざなみのように広がるような事です。

そういう雰囲気、エネルギーを犬は感じ取って、状況を判断しています。

しつけの基本①でも言った、「穏やか」で「毅然」とした態度、というのも、良いエネルギーを出す方法のひとつです。

そういうエネルギーを出している動物に、犬は従います。

逆にヒステリックなエネルギーだったり、情緒的なエネルギーには従わず、逆に支配しようとするそうです。

そういうエネルギーの持ち主は、群を危険にさらす要因になるので、リーダーから攻撃されて注意されます。



★エネルギーで指示する

たとえば、わんちゃんにスリッパを噛み噛みするのをやめさせたい!!と思って、

「こらぁ~!だめでしょ噛み噛みしちゃ!!!」

と言葉で言っても全然イミないみたいです。

雰囲気で感じ取るとはいえ、言い方とその時のエネルギーが伴ってなければ、全然通用しません!


指示に言葉はいりません。

言葉の代わりに、「本気でやめてほしい」っていう気持ちを心の中に持ってください。


心のどこかに

「もーしかたないなぁ(*^_^*)かわいいんだからぁ~」とか、

「あんまり怒りすぎて、すねられたり嫌われたりしたくないなぁ~」や、

「もう何言ってもムダだわ」


っていう気持ちがあると、それを犬は感じ取ってしまいます。


なので、「・・・・・・・・・・・・(スリッパを放しなさい!命令よ!!!)」

と、無言で凄んでください。


無言で凄む前に、犬の注意をこちらに向けなくてはいけないので、

・指を鳴らす

・こら!と言う


など、なんでも良いので、音を出し、対象物のスリッパを指差してください。

そして、噛み噛みするのをやめるまで、その体勢のままでいて下さい。


※このケースでだけ言えば、その後犬がスリッパから手を引いたところで、

あわてずにスリッパをこちらにスライドさせ、しばらくしてからそのエネルギーを解除する。


※ちなみに、噛み噛みをやめてすぐには愛情を与えないでくださいね。

わんこは怒られたんだかなんなんだかわからなくなってしまいます!



★噛むマネをして注意する

それでもどうしてもやめなかったり、深刻な執着をしてしまった時は、

手を犬の牙に見立てて、「噛み付いて」下さい。


リーダー犬や母犬は、他の犬のしつけをする時に首を甘噛みします。

甘噛みする事で「ダメ」という意思を伝えているようです。


噛み付くといっても、強くではなくて、「タッチ」するくらいで良いようです。

手はピアノを弾くときみたいに丸めて、犬の大きさによって強さを変えてタッチします。

チワワなら指2本くらいで軽くタッチ、ブルドックなどなら5本使って強く押し付けるように、という感じです。


噛み付いたあと、もう一度雰囲気(エネルギー)を使って注意してください。



それでも言う事を聞かないっていう場合は、リーダーシップが足りないかもしれません!

しつけの基本①をやるか、服従姿勢を取れるように訓練する必要がありそうです。

決してその犬が頭が悪いとか、そういう事ではないはずです。

あきらめずにがんばってください!!!



次回は、「犬のボディーランゲージ(カーミングシグナル)」について書いていこうと思います!