私も犬のプロですが、このブリーダーさんの圧倒的な知識量には毎回頭が下がります。
部屋にずらりと並んだトロフィーの数々がそれを証明しています。

スタッフ研修を終えて、とある話の中からそもそも血統とはなんでしょう?という基本的な話題になりました。
ご存知のように、そもそも血統書とは犬の家系図であり、人で言うところの戸籍のようなものです。
しかし、現在の日本で発行されている血統書のほとんどは、曾祖父母までしか記載されずに、曽祖父母から先は存在自体がなくなってしまいます。
人と同じように、犬も脈々と子孫をつないでいるのに何だかさみしいような・・・。
極端な話、例えば先祖にどんな疾患があるかわからない父母同士が交配されて重い疾病を持った子犬にも、一応は血統書が発行されるということになります。
生まれてきた子犬には何の罪もありませんが、これは目先のことだけしか考えない人間が起こした問題だと私は思います。
犬ははるか昔から人間と一緒に暮らし、さらに人間の都合により品種改良されて今があります。
であるならば現在に生きる人間として、私ができることは、日々犬に感謝しながらも責任を果たさなければならないのではないかと考えてます。
その責任とは、正しい知識のもとに脈々とつながってきた素晴らしい血統を後世にもしっかりとつなぐこと。
トップブリーダーさんと協力して、疾病などのリスクを極限に減らした、犬らしい犬の血統を守る。
飼い主さんには、きちんとサポートをしながら紹介した子犬を可愛がっていただく。。
私の仕事は、そのようにして人と犬との関係を後世まで正しくつなぐ使命があるのだと思います。
ふと、自分がなぜこの仕事をするのかという原点を思い出させて頂いた研修でした。。。