今日の東京は、風が強いものの、すっきりとした晴天です。僕のデスクの後ろから差し込む日差しで、少し汗ばむくらい。
本当に平和な時間が流れて行きます。
でも、世の中は、そんなに平和でもなく、テロ特殊法案などをめぐり、日米関係がギクシャクする可能性もあり、折角の経済成長も中折れしないかと心配でもあります。
なにより、人権問題である「拉致問題」は、もっと日本のリードで解決していく必要があります。
早く、平和な世の中になって欲しいと強く願います。
やはり国境を越えて、文化(価値観)の違いを、お互い認め合えるような、教育を面々と続けていくのが、最良で最短の解決策なのかなって思います。
でも、価値観の違いを認め合うのにも、言葉(語学)は重要です。
今日は、英語爆笑編その2で行きたいと思っています。
(あまり受けなかったらごめんなさいデス)
海外の子会社を運営するときに、日本企業が、焦点を当てるのは、経理・財務とIT(システム)です。やはり、企業を経営していくときのインフラで、ここがしっかり整備されていないと、いくら営業が上手く行っていても、利益がひねり出せないからです。
しかしながら、日本からコントロールする場合、派遣される技術者(特にシニアな方々)に英語の堪能ではない方が少なくありません。
そのシニアな、小田さん(仮名)が、NYに出張されたとき、のお話です。
小田さんは、ちょっと小太りの典型的な日本人タイプ、●●義塾大学出身の38歳(当時)です。
NYのIT部門で、新しいシステムの導入に、約2ヶ月の間、長期出張中です。
NY到着後、早1週間がたち、生活にも漸く慣れてきたところです。
いつもは、長期滞在用のホテルに戻るときも、日本人の駐在員に送ってもらっていたのですが、今日は、他の駐在員が、出払っていて、一人でホテルまで戻らないといけません。
夜一人歩きしちゃだめだって言われてるので、それをまともに信じている小田さんは、帰りにタクシーを使おうと思いつきました。
でも、タクシー会社の電話番号が分かりません。
それで、IT部門の米人に向かって
「プリーズ コール ミー タクシー」ってお願いしました。
そうすると、相手は、にっこりして(この辺が日本人と違って明るい応対でグッドです)
「タクシー」って答えてくれました。
小田さんは「サンキュ」って言って、残務整理を始めました。
でも、待てど暮らせどタクシーが来る様子もありません。
そうこうしていると、さっきタクシーをお願いした、相手も帰宅してしまいました。
段々、人がいなくなって行きます。
そこで、もう一度勇気を振り絞って、他の人に、
「プリーズ コール ミー タクシー」って言ってみました。
そしたら、その人も、笑顔で「タクシー」と答えてくれました。
あぁ、やっとホテルに戻れると思って、良くその人の動きを見ていると(小田さんも学習しています)、タクシー会社に電話をかけてくれている様子はありません。
そこで、疲れているのに、立ち上がリ、大きな声で、残っている全員に向かって、
「プリーズ コール ミー タクシー」って叫びました。
目はウルウルになってたそうです。
そしたら、やっぱアメリカ人は優しい!!
全員が、満面の笑みで、
「タクシー!! 」って合唱してくれたそうです。
あああぁ!やっとこれで、ホテルに帰れると思った時、ドアが開いて、営業の駐在員がオフィスに帰って、来ました。
結局は、営業の駐在員と一緒に、日本飯屋で遅い夕食を食べてホテルに戻れたそうです。
これは、本当の実話で、文化の違いが良く出ていると思いますが、、、
「プリーズ コール ミー タクシー!」は立派な英語です。
でも、訳すと、「僕をタクシーって呼んでくれ」ということです。(皆さんは良くお分かりと思います)
でも、中途半端に英語教育を受けた高学歴の、小田さんの年代の方は、ただ単に「タクシー」「ホテル」っていう単語を並べることもできません。だから、なんとか、文章にしようと、必死です。頭の中で、命令形は、呼ぶってCALLで良いのかなとか、発音は、、とか色んなことが走馬灯のように頭を巡ってたことでしょう。
一方で、日本人の常識なら、海外から来たVIPが、日本語で「僕をタクシーって呼んで!」ってお願いしても、そのような状況だったら、「タクシーが必要なのですか?」などと、確認というか、配慮ある対応をします。
大の大人(しかも外国人)が、夜のオフィスで、「俺をタクシーって呼んでくれよ!」ってなみだ目で訴えて、それを受けて、みんなで笑顔で「タクシー」と合唱しているのは、どう考えても可笑しいですから。
でも、日本人と付き合ったことのない米国人は、残念ながらそのような対応しかできないのです。
だって、ボスの命令ですから。
「I need a taxi」中学校で教えてるんですよね?