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2ヶ月のトイプードルが腕に飛びついてきて噛みつきます。
どうしたら、やめさせられるでしょうか?

おもちゃで遊んであげている時に、ヒートアップして飛びかかって噛んでくる事もあれば、
ただ座っているだけなのに、同じように飛びかかってくる事もあります。

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噛み癖のある犬


2ヶ月齢のパピーちゃんというと…


兄弟犬と一緒にいる状況であれば、しきりに相手に飛びついたり噛み付き合ったりして盛んに交流する時期ですね。


なので、

 

人に対する飛びつき、噛みつき行動も感覚としては犬同士のそれと同じこと。

愛犬にとってはごく普通のコミュニケーションなので、行為そのものは悪いことではありません。

 

ただ、

 

人に飛びついたり噛み付いたりする行為は人間にとっては「好ましくない行動」となってしまうものですね。

 




犬同士でも相手からの行為が嫌だったり止めて欲しいときには、逃げることも普通にありますが

 

ワン!!」と怒って吠えるなど相応の意思表示もします。

 

逆に、あえて反応せず無視することもある。



このようなやりとりを重ねていくことで、コミュニケーションの塩梅・さじ加減を学んでいきます。





そう考えてみると、

 

 

愛犬のイケナイ行動を直すために「しつける」という人間本位な感覚ではなく、


伝わりやすい意思表示をして「コミュニケーションを重ねていく」という愛犬を尊重した感覚。

 

 

 

 

このように改善のプロセスを解釈することで

 

愛犬を問題視して重たくなっている心も軽くなりませんかおねがいキラキラ

 

 

 

 

では、具体的な話に入りますが

 

どのようなコミュニケーションを重ねていくと愛犬へ的確に伝えることができるのでしょうか?


ここでcamacoブログおなじみの3つのワード登場ですビックリマーク


● コマンド
● タイムアウト
● フィードバック



愛犬との意思疎通を深めるための基本コミュニケーションは、この3パターンを使い分けたり組み合わせるだけでOK。


3つのコミュニケーションパターンの解説↓

 

 

 


そして、

 

 

今回の飛びつき噛みつきへの対応パターンとしてオススメなのは・・




タイムアウトです。
 

(コマンドとフィードバックも使い方によっては有効です)


 

 

タイムアウト = 無反応(←愛犬に考える時間を与えるということ)




愛犬の意識があなたに向いている場合は

 

あなたがタイムアウトをすることは大変有効です。


なぜなら、

 

 

愛犬が欲しいのはあなたの反応なので、

 

その行動によって欲しいものが得られないと学習すれば、同じことをしようとは思わなくなるからです。




これは、

 

飛びつき噛みつきに限らず、要求吠えや欲求不満によるイタズラ・粗相に対しても言えることです。

 

「早朝にごはんの催促で起こされるのが困る・・」というお悩みを最近頻繁に聞くのですが、この場合も同じ。

 

これらの状況全て、愛犬の意識はあなたに向いている状態ですよね。




ただしひらめき電球

 

 

タイムアウトをするときには以下3つのことに注意が必要です。

 

 

 


1つ目の注意点は…

 

【一時的に愛犬の行動はひどくなります】


あなたがタイムアウト(無反応)をすると、反応が欲しい愛犬はそれを求めて余計に行動を起こします。


飛びつき、噛みつき中にタイムアウトをすると、ワンワン!吠えたり、洋服を噛んで引っ張ったり・・


愛犬の行動がひどくなるとママさんは困るし、「悪化した!?」と不安になるため

 

そこで何かしら反応してしまいやすいのです。


でもこのタイミングで反応すると、










最悪です。。




なぜなら、愛犬は

 

 

「もっと騒げば反応がもらえる!」と学習するため


更に愛犬の素行が悪くなってしまいます。。ガーン


だから、

 

 

あなたは反応するタイミングを間違ってはいけません。


タイムアウト明けの「反応」のタイミングは、


 

 

愛犬が好ましくない行動を自らやめた時


即ち、愛犬の行動が好ましい時


になります。

 

 

 

普段は反応のタイミングを気にすることなく

 

自然なコミュニケーションを楽しんで大丈夫。

 

 

でも、愛犬に的確に伝えたいことがあるときには

 

タイムアウトと反応のタイミングをちゃんと見計らいましょう。







2つ目の注意点は…

【タイムアウトしながらも、愛犬のニーズは逃さないこと】


愛犬の好ましくない行動には「無反応」


とはいえ、

 

 

ただただ無反応に徹するのではなく

タイムアウトしながらも、

 

 

 

「このコは遊び足りないんだな」

 

「スキンシップしたいのかな」

 

「欲求が満たされてないのだろうな」

 

などなど

 

 

 

愛犬のニーズを予想し意識しておくことです。

 


でないと多分、後日、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イタズラや困る行動が増えます。。
 

 

 

 

ただただ一方的に愛犬に学習を強いるだけでは

 

愛犬の欲求は満たされないままですよね。

 

 

だから、

 

 

愛犬のニーズをちゃんと認識しておき

 

別の機会にあなたから働きかけて愛犬の欲求を満たしてあげましょう。照れ





3つ目の注意点は…


【大変よくあるママさんの間違い行動】

 

 

それは何かというと、、?

 




飛びつき、噛みつきの最中に「気をそらせよう」として

おもちゃ遊びをしたりおやつをあげることです。





これはなぜ、間違いだと思いますか?




ここまで読んできたあなたは、もうわかりますよね?

 


それは、

 

 

 

 



好ましくない行動の最中におもいっきり反応しているからです!

 

 

 


それが愛犬にとって嬉しいことならなおさら、飛びつき噛みつき行為を強化してしまうことになるので要注意!




注意点については以上ですが、最後に要点をお伝えしておきますねひらめき電球


愛犬の行動というのは、

 

 

 

 

嬉しいことが発生した直前の行動は増えます

 

 

逆に、

 

 

嫌なことが発生した直前の行動は減ります
 

 

これは犬の行動学習の法則。

 

 

まだ、あと2つあります

 

 

 

 

嬉しいことが終わった直前の行動は減ります

 

 

嫌なことが終わった直前の行動は増えます

 

 

 

 

頭こんがらがってきそうですが(笑

 

わかりますか?

 

 

だから、

 

 

愛犬の好ましくない行動に対してはタイムアウトをするのですウインク 

 

 

これを念頭に入れておけば、あなたもタイムアウトはもうお手の物ですよビックリマーク


補足…

 

パピーちゃんの場合は4〜5ヶ月齢くらいにならないと、タイムアウトがまだ伝わりにくいので、その場合はちょっとしたコツが必要となります上差し

 


 

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