近年ではペットケアの分野においても

 

「ストレスマネジメント」

 

という言葉が定着しつつありますね。

 

 

 

 

いきなり話はそれますが

 

ここで

 

「私自身のこと」を少しお話したいと思います。

 

 

 

 

私はもともとトリマーでした。

 

 

脱OLからのトリマー転身でしたので

 

時間を無駄にすまいと、在学中は学業に励み

 

その甲斐あって良い成績をあげることもできました。

 

 

 

 

その後、トリマーとして活動していくなかで

 

体の外側のケア(カットスタイルとか美容メニューなど)の向上よりも

 

「内側のケアをもっとしていきたい」と思うようになり

 

結果、トリマー活動からは離れることに。

 

 

 

 

のちに、

 

「トレーニング」「フードコーディネート」

 

「ストレスケア」「デイリーグルーミング」

 

トータルライフ型ペットケアのインストラクターとして

 

上海で活動していましたが

 

 

長年ストレスケアについて考えてきたなかで

 

あることに気が付いたのです。

 

 

それは何かというと、

 

 

 

 

 

 

愛犬へのストレスを取り除いてあげたい

 

愛犬のことを幸せにしてあげたい、癒してあげたい

 

 

このような

 

「愛犬のために・・」というママの気持ちは

 

 

自分のことを癒したい、幸せにしたい

 

という気持ちの表れだということです。

 

 

 

 

あえて極端に書きましたが

 

全てがそうだ、ということではなくて

 

 

 

 

そんな気持ちから、悩みや問題を抱えたり

 

ママから笑顔がなくなるときには

 

このようなことが言える、ということ。

 

 

 

 

ペットのストレスケアというと、基本的に

 

 

「ストレスの原因となるものは取り除きましょう」

 

 

と、うたわれるので

 

一般的には、ストレスはあってはならない悪いもの

 

というイメージがついているようですが

 

果たしてそうでしょうか?

 

 

 

 

ストレスはあってしかるべきものです。

 

 

 

 

ストレスは心身へ負荷をかけるものですが

 

それは刺激ともなり

 

回復させる身体の働きによって

 

体は活性されていきます。

 

 

 

 

ストレスがかって、回復(リカバリー)する

 

この流れは正常な身体の働き。

 

 

 

 

ですが、

 

これが正常に働かない状態となると

 

健康バランスが崩れてきます。

 

その原因は、

 

 

 

 

強すぎるストレス

 

 

長く続くストレス

 

 

これには注意が必要となります。

 

 

 

 

前回のいたずらの記事にもつながりますが

 

いたずらの原因となるストレスは何か?も含め


犬へストレスを与える原因となるものや

 

ストレスがどのように犬の体へ影響を与えるのか

 

 

これらについてはネットに情報がたくさんあがっていますので

 

気になる方は検索していただくとして

 

 

ここからは、見逃されやすい

 

ストレスケアの盲点についてお話しましょう。

 

 

その盲点とは、

 

 

 

 

ストレスに敏感になることで

 

愛犬を更に弱くしている。

 

 

 

これはどういう意味かというと、

 

 

愛犬が自分でリカバリーできる力を

 

人が介入することで摘み取ってしまう可能性が高い

 

ということです。

 

 

 

 

しかも、

 

愛犬のストレスを取り除いてあげたいのは

 

「ママが気になること」に限った話であって

 

 

知らない間に愛犬へストレスをかけている

 

ということは、日常的にあるものです。

 

 

 

 

ここで、

 

愛犬へストレスをかけてしまったことを

 

「ごめんね。。」と詫びる必要はありません

 

 

愛犬は自分でリカバリーし、順応してますから!

 

(それに、過去のことを今犬に詫びても伝わらない)

 

 

 

 

要するに、

 

ママはネガティブ(特に罪悪感や不安)を感じると

 

愛犬に愛情をかけたがる、ということ。

 

 

 

 

タイトルに「ストレスはかけてもいい」と書いたのは

 

ストレスをかけることは、我慢を強いることではなくて

 

 

 

 

愛犬の力を信頼することだから。

 

 

 

 

愛犬へのストレスを取り除いてあげたい

 

愛犬のことを幸せにしてあげたい、癒してあげたい

 

 

「愛犬のために・・」と想いながら

 

 

ママに笑顔がなくなってる。。。

 

 

 

 

愛犬は、それを求めてる、、、?

 

 

 

 

愛犬と同じ空間でママが好きなことやって

 

機嫌がよい方が愛犬はずっと幸せ。

 

 

 

 

普段、ママの機嫌がよくないということが一番

 

愛犬へ長くストレスを与えること、、、かもしれませんね。