命のバトン | 獣神ハルヨのほんとは犬神ですけど☆

獣神ハルヨのほんとは犬神ですけど☆

ハナ、モモ、コハルを看取り、現在はモカ、クウの保護犬チビチビコンビと共に♡
犬とフラを愛してまーす♡

2008年の11月
癌の末期でドッグフードが食べられなくなったハナのために
ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取ろうと思いました

通信教材が届きました
その勉強がはじまる前に、ハナは亡くなってしまいました

毎月定期購入していた高額のサプリメントもまるまる1本
未使用の物が残りました

2010年10月
すでに手作り食を食べていたモモのために、その+αとして
マグロふりかけ、馬肉ふりかけ、乾燥おから、山羊ミルク、サプリメント・・・など
が届いた翌日、モモは亡くなりました

亡くなった日の午後には、モモのためのゲート、おむつ、除菌消臭ウォーター
・・・などが届きました



ハナとモモはもういないのに、ハナとモモのための物だけが
目の前に残される

それが余計に虚しく、自分の愚かさを見せられているようであり
なんともいえない気持ちになりました

落胆しているので、返品する気力もありません


・・・でも、心のどこかで
潜在意識の中では、これが「命のバトン」であると、わかっているのです

・・・だから、返せない
「返品する必要はない」のです

これは、ハナとモモが残してくれた物で
なにも残っていなければ、諦めはつきやすいけれど、バトンが渡せない

ハナとモモは「自分たちの次に、だれかを助けてあげて」
というメッセージを残すように、物を置いていくのです

「わたしたちは1人では生きてはいけない」
「人間のサポートがなければ生きてはいけないから」

・・・そう、言い残して、旅立って行くようでした


わたしたちにとっては、とっても悔いを残すようなタイミングに
犬たちは最適なタイミングとして、その時を選んで
旅立って行ってしまうのです



犬は人間なんかよりもずっと
ワンネス・ワンハートの意識が強い生き物です

だから、「犬が好きな優しいあなたには、他の子(犬)も助けて欲しいの」
と言っています


愛犬を亡くして、そのあまりのショックの大きさで
「もう犬を飼えない」という人がいます

でも、負けないで
その辛さ、悲しさに負けないで

それだけ心を痛めた、優しいあなただからこそ
また犬を助けて欲しいのです

犬は待っています

今度出会う子の中には、亡くなった子の魂のエッセンスがあります

姿カタチ、性格は違っても
あなたがすぐにそれに気付かなくても、そうなのです


犬はそういう生き物だからです