マロン、まおの納骨は無事終了。



たかが骨。



でもその骨に肉がついて皮が張って毛が生えて、愛しい愛しいあの子達だった。



骨に話しかけたら、あの子達に通じるような気もしてた。



納骨の帰り、思い出の公園に立ち寄った。


誰もいない公園。


あの頃をなぞって歩く。



ふいに涙が出てきた。



「あんなにオシッコしてたのに心肥大ってか!」

「療法食食べてたのに血糖値上がるのか!」



言い訳だ言い訳だと封じ込めてた本音。なにを今更…だけど、日医工の不祥事や、2018年の地震による全道ブラックアウト(インスリンの保冷問題)が頭をよぎって、何故だかとても悔しかった。



公園を出たところでキツネがこちらを見ててビックリ。


マロンもキツネに引き合わせてくれたのかしらん?とちょっとうれしくなったりして。




帰り道、空き地一面にたんぽぽが咲いていた。



施設で働いていた頃のこの季節は、早番で帰ってからのお散歩が楽しみだった。



近所に、たんぽぽ畑がある。空き地のたんぽぽは満開だったけれど、近所のたんぽぽ畑は今日はまだ5分咲きといったところ…



その満開のたんぽぽ畑の中でこちらに向かって走ってくるあの子達を撮りたいと、毎年頑張った頃がある。


だけど、ただでさえ元気なワンコ二匹、しかも道路沿い、思うような絵にならない。ガラケーの時代、画像を見てはがっかりしてた。



結局、他のたんぽぽでもいい写真にならないまま終わってしまったわ…貧相なたんぽぽなら、マロンが付き合ってくれたなぁ。





チューリップならマロンが頑張ってくれたんだけど。





マロンが5歳の5月、あの年は雪少なく雪解けも早く、GWは真夏日が続いたけれど、GW過ぎからは気温も落ち着き、かなり気持ちのいい日が続いてた。


その日は早番から帰って夕食を作ってから散歩に出たから、夕暮れも始まってたんぽぽの花も閉じかけていた。


先を歩くマロン、歩調を合わせてくれるレオン。



たんぽぽ畑は満開、シフトや天気予報を加味しつつ画像撮るなら今なのに…と思いつつ…



犬っていいなと思ってた。



ずっと続くと思ってた。こうやって共に年を取っていくんだと思ってた。



戻れるなら、あの日に戻りたい。


今この時も、切に願って眠れない。