私は口腔カンジダ症による激痛の舌痛症にかかり、感染の治癒後も舌と上あごの粘膜が荒れています
これまでに医師からは舌痛症・口腔灼熱症候群・粘膜が荒れるタイプの口内炎（カタル性口内炎）などの診断をもらいました
舌痛症は、痛みや違和感、変な味など症状そのものの辛さのほかに、メンタル面での辛さがあると思うので、今日はそれをテーマに書いてみようと思います
舌痛症は改善にとても時間がかかります
辛い症状が長引けば、メンタルも落ちてきます
最初の1年くらいは「このまま一生治らないのではないか」と不安になっていました
この苦痛と一生付き合うのは嫌だなぁと思い、憂鬱になったり、どうしたら発症しなかったのだろうかと後悔したりしていました
舌痛症はよく、「諦めたころに治る」なんて言われるけれど、一生治らないと悲観的に諦めるのは無力感MAXでメンタル的によろしくないと思います
どちらかというと、今この瞬間の症状を数日で治すことはできないからこそ、今日のところは受け入れていい意味で諦める、くらいの感覚が良いのではないかと思います
月単位、年単位で振り返れば治っていくから、完全に諦める必要はないです
あと、舌痛症が辛いのは、孤独を感じやすい病気だということもあります
舌が痛くて話すのも苦痛だった時は、人に会いたくなかったです
舌痛症を発症した最初の1年間は家族と話すのすら億劫に感じました。
それに舌痛症はマイナーな病気で、なかなか仲間が見つけられないし、医師や周りの理解も得にくいです
孤独を感じるとメンタルも落ちやすいですよね
人付き合いを今までどおりやろうとすると辛い部分も出てくるからセーブしつつ、孤独になりすぎないよう、たまには自分から友人に声をかけて予定を入れたりと、バランスを心掛けていました
人と会わない分、時間を資格の勉強に費やしてみたりもしました
舌痛症の症状はコントロールできない部分もありますが、口内炎が原因ならば粘膜を労わり、長期的には治癒を目指して頑張れることもあると思います
治癒には時間がかかるので、メンタルが落ちたり、悪い方へ考えるのは自然なことだと思います
良い方に考えるのは難しいときもありますよね
ただ、悪い方へ考えたって治るわけではないです
気持ちを切り替えて、あせらず徐々にできるところをセルフコントロールすればメンタルのバランスもとりやすいので、それが私の舌痛症のメンタル対策といえるかもしれません