私は口腔カンジダ症による激痛の舌痛症にかかり、感染の治癒後も舌と上あごの粘膜が荒れています
これまでに医師からは舌痛症・口腔灼熱症候群・粘膜が荒れるタイプの口内炎(カタル性口内炎)などの診断をもらいました
このブログには、ストイックに舌痛症周辺のことだけ書いています
こんなマイナーで概念もあいまいな病気にもかかわらず、思ったより訪れてくださる方が多く、驚いています
もしかして舌痛症かな
と訪れてくださった舌痛症初心者の方へ、今回は舌痛症3年生の私からのアドバイスを書きたいと思います
まずは病院へ
ありきたりですが、症状の軽い・重いにかかわらず、やはり何か長引く症状で悩んでいるなら病院で診てもらうことをお勧めします
手始めは内科
ドライマウスやむくみ、甲状腺などの関連する症状がないか、貧血やビタミン不足がないかなど、まずは内科で血液検査を受けるのが良いと思います
私の場合は、舌や口の中の痛みに関しても内科医がしっかり相談に乗ってくれたし、亜鉛やビタミン類、うがい薬など処方してくれました
解決できなければ歯科・口腔外科
内科では解決できない場合は歯科・口腔外科に相談すると良いと思います
でも、歯科は本当にピンキリです
私は2軒の歯科医院で舌が痛いのは気のせいだと言われ、わかってもらえませんでした
舌痛症に理解のある歯科医をネットで探すことをお勧めします
歯科医に行くと大きな病気がないか聞かれるので、あらかじめ内科に行っておくと役に立つと思います
口腔カンジダ症
夜寝つけないくらい激痛の場合は、神経の障害による場合や、私と同じように口腔カンジダ症による舌痛症の可能性があるかもしれません。
その場合は、まずは感染症の治療が最優先だと思います
歯科医の中ではカンジダ症=口の中が白くなる、と思い込んでいるケースが多いですが、白くならないカンジダ症もあるようです
理解のあるところをリサーチすることをお勧めします
耳鼻科で相談もできる
耳鼻科で口内炎を診ることもあるようなので、舌の痛みも耳鼻科で相談できるようです
ネットで他の方の闘病記を見ていると、耳鼻科で漢方薬を処方してもらったりと、親身になって診てもらえるケースもあるようです
抗うつ薬は効く?
舌痛症に抗うつ薬を処方する治療もあるようです
私は近いところで抗うつ薬の怖い面を見てしまったことがあって、抗うつ薬は飲まないと決めています
だから、何とか抗うつ薬に頼らないで舌痛症を乗り越えたいという理由もあって舌痛症関連の情報をリサーチしていました
ただ、私は口腔カンジダ症の後遺症によるところもあるから、抗うつ薬は効かないだろうし、、、とも思っていましたが、リサーチにより1周回って抗うつ薬はやっぱり舌痛症に効きそうだと考えるようになりました
理由は、唐辛子の辛み成分カプサイシンには鎮痛効果があることと、同様に抗うつ薬もカプサイシン受容体に働きかけて鎮痛効果を発揮するらしいこと。
また、睡眠不足と舌痛症にも関連がありそうな情報があることと、抗うつ薬には眠くなる副作用があり睡眠不足が改善されるケースが多いことです
ただ、抗うつ薬には副作用があるし、薬を卒業するのにも苦労が伴うケースがあるようです
私のように抗うつ薬を選択したくない方で、もし私のように口の中の粘膜がダメージを受けている場合は、「美肌」を意識した食事、生活習慣などを目指すと良いかもしれません
まとめとメンタル
始めの頃は、今後一生、治らなかったらどうしようと考えてしまい、メンタル的にきつい時期があると思います
1日単位で改善を感じることが難しい病気ですが、1か月~半年、年単位で振り返ったら改善は感じられるのではないかと思います
前回のnoteにもメンタルについて少し書いています
私は約丸2年強の闘病生活を経て症状は軽くなってきていて、それほど気にならない程度に落ち着いています
今後は軽めの舌痛症患者という感じで、舌の粘膜を労わりながら生活していくので、ここにも仲間がいると思って少しでも安心してもらえたら、と思います