地元で週末に時差オープン。
「あー、参加券ねーわ、、。」
SNS でやりとりしていてそのことを思い出す。参加できるのが久しぶりすぎて忘れていた。
前日に下見までしたというのに、今までのことを思い出すこともなく、店内の掲示に注意を払うこともしなかった。
誰のせいでもない自分のミス。
「こんなチョンボでチャンスをみすみす逃すなんて。」
時差オープンするのは普段の推し日でもノーマルに設定を使う店。
それが時差オープンとなればなおさら。当たりが4以上から6になる。
だからといってどうにもならない。抽選を受ける権利が自分にはないのだから。
「なんかもうどうでもいいわ。」 抽選を受ける必要がない(受けれない) ので、後回しにしていた三社参りの最後のひとつに参ろうかとタバコを片手に考える。
開店後になりそうだが、ひぐらし祭なら空いているかもしれない。
スマホが着信音を鳴らす。
「どうします? 」 「あー、券ないんで開店してから行くわ、、。」 ぶっきらぼうに答える。
「券ありますよ? 」 「すぐ行く。」 神社には急いで参った。
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この日、いつもの姉妹店。
先に書いたように、推し日で時差オープン。スゲー熱い! はず?
諦めてかけていたが、スロ仲間の好意で参加券をゲット!
抽選結果が8番(並びは寒さの影響なのか少め)
再整列し、前に並ぶ顔を見ると不安が襲う。
「見ない客がいる、、。」 狙い台を取られるのではと胸が苦しくなってきた。
「今日はただの勝負じゃない最後の勝負なんだ。」
入場始まり、次々と奥のスロットコーナーへ消えてゆく。
そして自分の番。
「頼む! マジで頼む。今日だけは絶対絶対打ちたい打ちたい。だから神様、お願いします! 」
三社参りのご利益があったのか、超本命のA偽物語を取ることができた。
開始0G 、打ち始める前から5以上を疑わない。
なにせこの店のA偽物語は尋常ならざる高設定投入率。
店内の音楽が鳴って遊技開始。そしてすぐに初当たり。
チェリー重複から嬉しい同色。そのビッグ中には設定差特大のハズレが!?
「こんなの状況も加味したらもう6だろ? 」
これ以上ないほどのスタート。だったのだが、、、次の当たりは464G もの先だった。
「ないかも、、。」
設定6でも400G はハマることはあるだろう。しかし、今日このタイミングでそうなるのか? 前回のディスクアップ上乗せなしに続いて、今回も低設定の薄いところを引いたのではないかという思いが強くなる。
2回目のチェリー重複は26回のチェリーをスカった先。1000G 近くもの間チェリー重複はなし、、。
途中でのスイカ重複、そして2回目のチェリー重複で赤レギュラー。
同色オールスター奇数寄りで超ビタ貝木も2回。祝福カットインでは忍あり。
「まー、こんな時だしなあ。」
5号機は1月中に全て撤去。
「2月からのことを考えるのは客だけじゃないし、、。」 店も設定6をひょいひょいと放り込める状況じゃないだろうというのは想像に難しくない。
「神原ぅー、5なのかー? 」
A偽物語の設定5は(幸せなことに) 何度も打っていてキツイ展開も経験してきた。なんなら負けたことだってある。
勝率がそこまで高いわけじゃない、最後に負けたくないから途中で勝ち逃げもあり?
まさかw 「ここは全ツ ! 今日しなかったら次はないだろ!? 」 途中棄権なんてあり得なかった。
こちらの気持ちに応えてくれるかのように、ボーナスは同色に偏りコインが増えていく。
「カカッ、良い兆しじゃのうお前様。」
打ち始めて1700G を超えた頃に56確定セリフ。
そうだとわかっていた高設定が確定したのだが、「もしかして6じゃね? 」 新たな可能性を感じ始めていた。
ずっと奇数寄りだったオールスター。しかし、ここにきて偶数ヒロインや火憐が連続しだして、超影縫も出た。
なんだったらひたぎハーレムも出た。経験上5より6のほうが確定演出がよく出る。
「途中から打ったなら、たぶん偶数だと推測する。」 そう思えるほどに偶数。「そうすると、抜群のベル確率で異常に良いコイン持ちにも納得がいくんだよなあ。」 期待はしている。
でも、6だと思ったものがやっぱり5でしたなんて落とされたくないw
5か? それとも6だったりするのかと揺れるスロ心。
「あっ、、、やっぱ出た。」
「また5かもなんて疑ってごめんなさい。」
推測は設定6とする。
やっと6確祝福カットインを見ることができた(夜になってもう1枚)
この実戦でA偽物語は最後。
これまで何度もA偽物語に座り、高設定を打ち、そして勝たせてもらった。
これは自分が朝早くから何度も並んだということもあるが、周りにも大いに助けてもらっていたと思う。
早く出かけても先客がいることなんて度々あった。でも、A偽物語はほぼいつも取れた。それは自分がA偽物語を狙っていると周りが知っているから気を利かせてくれていたのだと思っている。
一見客の少ない田舎のホール。朝の客がどの台に座るのかを店はわかっていたはず。
それでも店はA偽物語に設定を使い続けてくれた。
自分はA偽物語というスロット機を街で1番楽しませてもらったに違いない。
「・・・・・。」
最後を締めくくる何年ぶりかの夢の時間。
これ、RT 最終ゲームの1枚役から突入。
余接も途中で当然のように出た。
結果も勝ち!
ハマリは多くて色々とストレス溜めたりもしたけれど、演出は大放出。
当たった演出に確定演出、ハズレたレア目の演出だってたくさん見れてとても楽しむことができた。
最後に6が打てて、6確を出せてよかった! マジでw これが1番!