開店前の喫煙所。
「ねえ、なんか最近の曲でお勧めない? 」
「YOASOBI っしょ。」
「聞いことあるかも。」 「夜に掛けるとかどうです? 」 スマホで再生すると、紅白で聞いた曲だと思い出した。「あらためて聴くと、いいね! 」 「もう少しだけ、とか朝にピッタリです (^^) 」 彼から勧められるままに次から次へとYOASOBI を流す。
歳を取ると過去の楽曲と比べてしまうので、目新しさを感じられずに聴き流してしまい記憶にほとんど残らなくなる。
「どうして急に音楽なんて言い出したんです? 」
飛んできた質問にもともと好きなんだと真顔で答える。
遠征時は車内で歌いすぎて喉が枯れていると続ければ、「マジっすかw 」 相手は苦笑しながら信じられないという顔をした。
「そろそろ並ぶ時間? YOASOBI ありがと。またいい曲教えてね。」
それぞれの場所に並ぶ。
「最近というかここ何年も、B-MAX の青7最高! とか、サンダーは赤7が至高なんて話ばかりしてたなあ、、。」
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推し日が必ず熱いわけじゃない。わかってる。
でも、打つ理由にはなる。
この日、いつもの某店。
推し日で週末! 並びもいつもより多い。
それを見て、「今日は熱いんじゃね? 」 近くで並んでいる知り合いに聞いてみる。「日曜だからでは? 」 即答されて頷くしかなかった。
それでも、万が一ということがあるかも(しれない) という期待は捨てられない。
狙い台はなし。なので、ビールを注文する感覚でとりあえずA偽物語。
「出目は変わってない。」 前日に下見を実施済み。
スゥ、、。
「あぁ、やっぱり (-_-;) オワッタ 」 静かにリール始動するA偽物語。
だけどヤメない。そのまま打ち続ける。
「昨日以前から高設定だという可能性を捨てきれないから、、、(震え声) 」 そんなことがほぼないということは経験からわかっている。他に狙いがないので打ち続ける理由が欲しいだけ。
「たまには低設定だと思ってても打たないとな。」
飼い慣らされたスロッカスの末路。
推測は設定1とする。
スイカから当たってる? 1回じゃ何千何万と回す中でたまたま今日当たっただけの話。
驚異的なベル確率でコイン持ちが良い? ベルなんて飾り。ヤメる理由になっても続ける根拠にならない。
朝イチガックンなし、チェリー重複なしということから今回は1と推測。
推し日に1G で低設定濃厚だと思った台を、1000G 近く回す暴挙。
チョイマイナスで良かったと思うわけもなく、失った2時間の重みが堪える。
移動先がなかった。
しょうがないからと座ったひぐらし祭で600G ノーヒット(ART は50G 1回のみ) A偽物語からのコインはすぐに尽きて諭吉にも登場願ったが、運命転落直後に我に返って即ヤメ。
次に手ぶらで座ったのは974G BB なし RB 4 のサンダーV リボルト。ビッグが引けずにいるが、ベルは悪くなかったという情報を得ていたのでワンチャン。
「これがサンダーの打ち納めになるかもなあ。」 そんなことを考えていたらリールがフラッシュ。中段リリベ!
「ここは伝統の2確目から赤7狙い! 」
青7だった、、。
その後は当たらずに全のまれ。
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ついには打つ台がなくなり、他店へ様子を見に行く意味不明な行動を取る。
行った先に運良くお宝台があるわけもなく、思い直していつもの某店再び。
客付きは相変わらずだったので、ジャグラーを打ちながら空き台待ちしようとしていたら、「バンバン空きましたよ。」 YOASOBI の子がわざわざ自分を探して声を掛けてくれた。
推し日なのでベースが上がっているだろうSアイム。それと、履歴からC が確定しているバンバンクロスの二択。
考えるまでもなかった。
総回転数 1894G BB 1 CB 20 のバンバンクロスに座る。
プラスじゃない、C の辛さを知っているため息と一緒に打ち始めたが、ありがたいことに1PUSH でチャレンジ。
直後にビッグでYOASOBI の子にコーヒーを差し入れ。
ボタン長押しでI'll Be There をセレクト。それを歌いながら消化していると、「ノリノリですね (^_^;) ゲンキデスネ 」 と彼。
「打ち込んだ台の曲ならカラオケで歌えるw 」
何もかもがスロット関連の自分。
推測は設定C とする。
ベルB 確率からプラスでないのはあきらか。
実戦は、ハマリもしたがビッグがまとまり十分な出玉を持てた頃にヤメ。
時間に余裕もあったが、「勝ち逃げバンバン攻略法! 」 欲を出して何度ものまれる経験をしてきたので未練もなかった。
この日のトータルは微勝ち。
最終スランプグラフは控え忘れ。
目押しは、、、頑張ろう。なんか雑に打ってしまった (-_-;) ハンセイ