『じゃ、ママ、またね』
恥ずかしそうにちらっと私の方を見た後、空港のセキュリティーチェックに向かっていくKKの後ろ姿に私は手を振り続けました
初めての飛行機での一人旅
家族で数えきれない程、飛行機に乗ったことがあると言えども完全なる一人での飛行機の旅は初めて
ゲート間違えないで行けるのか
ちゃんと一人で搭乗時間までに間に合うのか
席がまだ確定してなかったけれど、ゲート乗る時にちゃんと交渉できるのか
空港を後にして帰路に向かう車の中で色々考えていました
6月の年度末に引っ越していった高校の友達に会いたい
その想いだけで一人旅を決行したKK、あっという間に大きくなりました
子供の独り立ちを応援する時期なのかもしれません
選択は本人に任せて、後はバックアップする
(これがなかなか親として難しいところですが・・・やるしかないですね)
17歳、18歳
今、何を思うのか・・・
◎ ここに残る選択肢もありましたが、まだ親に教えてもらうことがあることがあるので一緒に引っ越すことにしました
引っ越しを間近に控えそう言うお友達
◎ 僕が成績でAを取らなかったら物凄く不機嫌になって、勉強が足りないッと怒り続けるんです
僕は僕なりに頑張っているのに何ぜそこを評価しないで、結果だけを見るのかわからないです
そういってまた机に向かった友達
そして同年代のお友達を持ったお母さんとお茶をした時に彼女が言いました
◎ 自分が誰なのか分からずに、長年もがき苦しんでいる・・それが何なのか本人もわからず自分を否定しようとしてきました先日わかったのは我が子が自分の性に悩んでいるということだったのです。
また別のお母さんがこう言ったこともありました
◎ 子供がプロになろうと夢を持っているけれど、その夢はどう考えても無理そうです
親として子供の夢を潰すことはできない反面、等身大の自分にも気が付いて欲しいです
小さい頃は肉体的、物理的な支えをする機会が大きいですが、大きくなると、精神的な支えをすることが本当に大きいのを実感します
大人の階段を上がっていく過程の17歳、18歳・・・
もがいている17歳、18歳・・・
前に立ちはだかる壁を登っていく力を備えていけますように
そして、それを全力で応援できる親であるように頑張りたいと思います