『今日のお茶なんだけど、9時半じゃなくて、12時に変更してもらってもいい久し振りなのに本当にごめんねっ娘をドロップオフしなくちゃいけなくて』
『いいよ、いいよ、全然じゃ、12時に待ってるね』
久し振りに会う友達、1年半ぶりのお茶タイム
カフェに向かって車を走らせながら
あれ、彼女、娘さんいたっけな
子供は兄弟二人でKKとゆうと全く同じ年の男の子だけだったんじゃ・・・
娘って誰だ
到着早々、彼女に聞きました。
娘さんの正体、、
なんと彼女、
双子を里子
として預かっているとのこと
ええええ
それも自分の次男と同じ、15歳の双子
話しを聞けば、コロナが始まる直前息子さんの仲良しの友達(女の子)が自宅遊びに来た際本人から直接
『私をここに住まわせて欲しい』
と相談されたのだとか
よくよく話を聞いてみると、ご両親が離婚された後、
双子ちゃん達はお父さんとお母さんの間を行ったり来たりして生活していたされてて、
一昨年お父さんが亡くなられ、その後お母さんが精神的に疲れて子供を育てられず、
親戚の方が遠方の州にいらっしゃるとのことですが、双子ちゃんは転校したくないとのこと、
そして結局
ならば私が里親になって彼らを受け入れよう
と話がまとまったとのこと
子供が2人から4人になり部屋も足りなくなり、4人の子供達の為にも
家まで引っ越しを考えているとか
いやいや、感動しました
そのお友達、本人が直接彼女に助けを求めてくるのも素晴らしいですが、
家族内で即座に彼らを受け入れる体制を整え、
まるで母のように突然増えた多感な思春期の双子ちゃんを全面的にサポートし、
家の引っ越しまで考えている
その心が私の胸を突きました
自分だったら何ができるのだろうか・・・
(もちろん家族の同意が何より大事ですが)
友達が彼女にSOSを出してから法的に彼らを受け入れるまで半年
『ひでち、またねまた次回楽しみにしてるね』
別れ際、私より小柄な彼女とハグをしてした時彼女を大きく感じました
思い立ったら吉日
常に舵をきる方向を見極める
やれることをやる
今夜は生憎の空模様ですが、心は晴れ晴れしています
素敵な日になりますように
お付き合い有難うございました