我が子に対し、自分に自信を持たせるにはどうしたらいいのか・・
それは、自分が親になり自分の子供を育てる上で常に頭の中にある課題です
そして、最近は色んな出来事が重なり、『自分の自信』について考える機会がありました
『土曜日はゆうちゃんのサッカーの試合があるから朝行ってくるよ』
『また・・・で、何時に帰ってくるの』
『えっと10:00~だから多分お昼過ぎには帰ってくるよ』
『ふーん、じゃまたどこにも家族でいけないね』
『タティがいるからいいじゃない』
『だってタティ別に朝寝てるし、どうせどこも行かないよ』
『昔みたいに家族でどこか一緒に行くってのはもうなくなっちゃったね、詰まらない』
『ごめんでも大きくなるってそういうことなんだよ皆違う方向に向かって行くんだよ仕方ないよね・・・』
『じゃぁね、行ってきます時間がないからごめん、行ってくるね、KK』
玄関の扉を閉めると家の中から私に聞こえるような大きな溜息が聞こえてきます
『ゆうちゃんが『先』で僕が『後』なんだよね・・・僕なんか・・・ゆうたはサッカーが上手いけど、僕は何も・・・』
時々彼の呟く言葉と一緒に、KKの心の叫びが聞こえてきそうで胸が痛くなります
車のハンドルを握りながら、私は家で一人でテレビを見ているKKの背中を思い出していました
日常生活の中で、
『二人とも大事な子供誰が1番でもないし誰が2番もない』
そう思って接しているつもりでも、現実的に物理的なところでなかなか本人に伝わりにくいことがあります2人ともそれぞれにいいところがあって、2人とも違うのは当たり前のこと
そして思うのです人生にとって一番大事なことは、『自分はこんなにいいところがある大丈夫だ』
という自信が何よりも大事なのだと・・
誰かと比較するのではなく、昨日と自分と今日の自分を比べることそして自分にもこんなに素敵なところがあるし、自分はこんなにラッキー人間なんだと自分で自分に自信を持つこと
例え根拠がなくても自分に自信が持てたら、人生どんな荒波も越えていけると信じています
なかなか自分の見えない自分のいいところをどうやったら気が付いていけるのか
そして考えたのが『リンゴの木』
親から見て素晴らしいことがあったら、お花のポストイットで一つずつ花が咲き、その花が5つ溜まったらリンゴの実になるリンゴの実になったらご褒美が貰えるという木
『お、おお、KKもゆうちゃんも同じ数だけリンゴがなってるよ~』
『おお、ゆうちゃんの新しい花は何でついたの』
『あ、これね、この前の社会のテスト満点だったからだよ』
『あ、サッカーじゃないんだッあ、で、僕のは』
『これはさ、この前クラスでやったプロジェクトが皆の投票で3位になったって言ってたやつだよ』
『あ、あれね僕、頑張ったもんね』
1つずつ花が咲き、その先実になる・・それは自分にとって人生の花と人生の実と同じなんですよね
たくさん花を咲かせ、たくさん実をつけて・・いつの日がその実を収穫できるのを楽しみに今日も育児、頑張ります
珍しく続く快晴の日々もう一回洗濯回しましょうか
素敵な週末をお過ごしくださいませ